高専てつがくは発狂する

「こどもの哲学」(P4C)とそれにまつわるものたちでテキストを書こう。みんなで書こう。これからは日々のことも綴ってみようと思います。

授業のこと

プロジェクト学習を終えた

世間の学校は夏休みですが、勤務校は今が期末試験。 明日が試験最終日。 倫理もそこで行うので、私は明日の午後から採点マーチに突入です。 プロジェクト学習というなぞ さて、勤務校では今1、2年生は新カリキュラムで動き出しているのですが、おそらくそ…

最近の授業のこと:事前課題+小テスト+哲学エッセイでやってみる、ほか

(4学期制のうちの)1学期を終えて、学生のみなさんからの講評を書き込んだまま、いつのまにか1ヶ月ブログを放置してしまった。なにが、と1つを要因には挙げられないのだけどなんとなく、やっぱり忙しい。 先日、哲学対話の教員研修で岡山経由で香川に伺…

哲学の先生であることへの様々な反応のこと

ぼちぼち年度末... 今年度はもう少し続くけれど、授業や試験など私が関わる学生関係のことはひと段落したので、ふりかえりもしていきたい時期。 アンケートや大福帳を見ながら、思うのは、まだ一年でしかないけれど、哲学(対話)の先生であろうとしたことの効…

【主に学生に向けて】2018年度第四学期、試験の講評・感想へのお返事など

学生のみなさんに配った模範解答に付けたQRコードからこの記事に飛べるようになっています。 2019年度第一学期受講生のみなさんはこちらへ。 ↓ p4c-essay.hatenadiary.jp p4c-essay.hatenadiary.jp 三学期終わりにやった、これと基本的には同じ。 学生のみな…

お客様襲来

かなりコンスタントにブログが書けていたはずなのに、ここ、1、2週間はぱったり止まってしまっていた。シラバスやら試験準備やら入試やらがあったのかな。ちょっと落ち着いて振り返ってみると、なにが忙しかったのか、よくわからないけど。。*1 お客様襲来…

そこにいる人をいる人として扱う授業

インフルから復帰して、ちょこちょこと授業、しております。 どの授業でも、レポート書いてきてもらって、それを相互に読みあったり、発表して、質疑応答してもらったりして、勉強してもらっています。 そういう意味では私はなにもしてない。でも指示を通す…

続・今日の哲学対話はどうすれなよかったんだろう

p4c-essay.hatenadiary.jp この記事を書いた翌日に、別の学年・クラスで やった哲学対話の話。 グループワークをしようかな(事前の計画) 賃金が低くて楽な仕事と賃金が高くきつい仕事どっちがきついか 自分が働いているところがブラックバイトだと感じたら…

今日の哲学対話はどうすればよかったんだろう

ブログの総アクセス数が12000を超えたぞー。きっとみんなのブログはもっとすごいスピードでアクセスされているのかもしれないけど、こつこつ見てくれている方がいるなら、うれしいなあ。 なるべく手短に、書く。 アンパンマンで哲学対話 全員問いを立てる 「…

授業再開ー授業事例集ってどうやって使うんだ?

年末年始もちょこちょことブログを読んでくださっている方がいたようでうれしいかぎりです。今年もよろしくお願いします。 本日より授業再開 そうだ!授業事例集にヒントを! あれ?授業事例集ってどうやって使うんだっけ? 自分のなかの抵抗感は「時間がな…

授業でできることと授業外でできることー放課後対話の会をやる

放課後の対話の会のこと 今年の授業の最終日である25日の放課後、主に授業で担当している学生さんたちにお声掛けして、ゆるやかな対話の会を開催しました。 【学内向け】ごめんなさい。下記ツイートについてですが、18日(火)に会議があるようでした。25日…

対話か講義か

対話か講義か 第三学期を終えて第四学期に入りました。25日に授業をして、年内は終わりです。 様々な反省などはこちらから。 p4c-essay.hatenadiary.jp 対話よりも講義をもっと増やして~という声について、ずっと考えてしまっていて、精神衛生がよくない。…

【主に学生に向けて】今期試験の講評・私のエッセイ・感想へのお返事・文献案内

学生のみなさんに配った模範解答に付けたQRコードからこの記事に飛べるようになっています。 どうでしょう。たくさんの人に読んでもらえると嬉しいのですが。。 これを読まなくてもひきつづき倫理や現社を楽しんでいただけると思いますし、成績で合格点は十…

試験の採点を機に、評価について考える

採点作業で採点されているのは教員だ 「倫理」と「現代社会」の採点をする。 採点作業は学生を採点するというよりは自分が採点されるんだなあと思うことがしばしばある。こっちが独りよがりで教えて気持ちになっていることが、いかに伝わっていないかを思い…

ばたばたと授業をするークラスの半分は哲学対話、半分はグループワーク、とか。

もうすぐ第三学期が終わる 勤務校は4学期制。もうすぐ三学期が終わり、期末試験だ。 試験が近づくということは、成績評価が近づくということでもある。 シラバスで評価割合は明示していて、レポートや大福帳なども大きめのウェイトを占めているし、学生にも…

後期の授業とかクラスという単位のこととか

ブログの更新をしばらくサボっているあいでに、いつのまにかブログのアクセス数が10000を超えていた。 多分ツイッターのフォロワーがちょこちょこ増えている影響で見ていただいているのだと思うけれど、どうもありがとうございます。ブログの反響というのは…

後期が始まるうう

授業は嫌いじゃないはずなのに、授業が始まるのが嫌でたまらない 安心してください。明日からの新学期に怯えているのは学生だけではありません。教員もです。今日慌てて授業準備をしていますが、疲れてしまって公園までペリカンを見に来ました。— おがぢ (@o…

レポート課題を考える

翌年度以降の単位認定システム 勤務校では、必修科目を一つや二つ落とした時点で自動的に留年になる、というシステムを採用していない。たとえば必修科目である「倫理A/B」が不合格だったとしても、次の学年のカリキュラムに進むことができる。でも、そのま…

授業の行き詰まり感

不勉強を承知で どうしても学生さんたちと考えたくて、昨年度に引き続き今年度も「ジェンダー」をとりあげた授業をしています。 授業のアイデアは某都倫研の紀要に載ったある先生の研究授業から大きな影響を受けている。 ・「男」と「女」と聞いて思いつく言…

学校の気持ち悪いところなしでは教員でいられない

週末。平日はもちろん授業はしているものの、空きコマでのその他の仕事への集中力が続かなくなってきてしまって、だらだら学校に残るのはよくない。ピシッとしないと。 写真はドライブで行った近くのダム。3、40分走ればダムのある街よ。 授業と自習 カリ…

「問いを立てて自分の考えを述べる」課題の難しさ

久しぶりの日記。6月も中盤に入り、少し息切れ気味なのかもしれない。 でも初の自家用車でドライブに出かけたり、プライベートが充実していないわけではない。 写真はホタル祭りの灯籠。 自分で問いを立てる 授業では、自分で問いを立てましょう。問いを立…

試験期間

(我が家のベランダと植物たち) こちらに来て初の定期試験期間です。 私の担当分はもう試験を終え、採点中。 長めの論述部分を設けたために、採点もその分悩ましい。 自分で作ったシラバスに合わせて自分で作った試験を自分で採点していると、むしろ評価さ…

「哲学おしゃべりカード」で問いあてゲームをやってみる

授業時間が少し余って、試験前で、がっつり哲学対話をするわけでもないなあというときに、パっと思い付きでやってみたら、思いのほか面白かったのです。 使うのは、「てつがくおしゃべりカード」です。 てつがくおしゃべりカード (哲学カード) 作者: リヒテ…

納得感

先輩の先生方に部活動のことをお任せしていることで、得られる週末の時間に感謝しつつ過ごしています。 金曜日のとある宴席で、久しぶりに 「「哲学」とか「倫理」の授業って、なにを教えているんですか?」 「哲学って結局なにをするんですか?」 と問われ…

人って、人それぞれなんだなあ

人それぞれ 哲学対話的な活動をして、感想を書いてもらうと、どうしても、「人って、人それぞれなんだなあ」みたいなコメントが目についてしまう。もちろん、人それぞれという言葉を使わずに、対話を受けて自分の思索を豊かに展開してくれている学生もいて、…

五月病になりつつ高専で社会科を教える

五月病 GWも明けてしまって、今週はこちらも少しずつマンネリ気味だったり。 とはいえ、月末には最初の試験が近づいて来ているし、授業のストックも切れつつあるし、それぞれの教室の雰囲気に合わせて授業の見直しもしていかなくちゃいけない。 教員だって五…

ああ、教室という箱の力よ

4月最終週:締め切りを守れました 今週は某書類の締め切りが半ばにありましたが、なんとかできました。 某書類とお別れ。さようなら!— おがぢ (@ogadi_ogadi) 2018年4月25日 今週も哲学対話 あとはコツコツ授業をしつつ。哲学対話も、学生さんたちに問いを…

サイレント・ダイアログ(紙上対話)

4月3週目:少しずつ残業している 毎日、夕方早くには帰って、家で妻と夕飯を食べる日々でしたが、今週は妻が東京行きということもあり*1、だらだらと残って仕事をしたり、書類書きをするなど。研究室個室は自由になりすぎてすごい。 お昼はコンビニまで歩い…

教員も同じようにする、いる。−哲学エッセイのこと

某授業では、今年度の終わりが近づいてきて、哲学エッセイと称して、自由に問いを立てて、考えを書いてもらうという課題を出している。4,50分時間をとったけれど、案の定授業内で終わるはずもなく、多くの人にとって持ち帰りの課題になってしまったのは、申…

こどもの哲学のチカラ?

夏休み。毎日もろもろ溜まっているのに、家でごろごろだらだらと過ごしがちで、やるべきことが溜まってしまう。夏休みの宿題を溜めるこどもと同じじゃないか! でも、簡潔に、最近あったこども哲学での一場面を書きとどめておきたい。 .... This is 変容!な…

学校で哲学対話をするとやっぱり色々難しいことに出会います、という話

ブログを書こう書こうと思っていたけど書けていなかった。 今日書くのは、日々書きたいなあと思っていたのとは別の話。 最近もいろんな学校で授業をしているのだけれど、二つの学校では哲学対話を多くしている。これが基本的には自分の本業、というか持ち味…