窓をあけておく

窓を開けておくと妻にすぐ閉められます。

授業のこと

日記: 10月9日〜15日 哲学カフェ「なぜ〇〇ができないのか」、保育園の運動会でカッパになる、など

10/9 月曜日 雨模様 Tシャツにスウェットを着るが、すぐに暑くなって脱いだ 祝日。出かけたくなり3人で車に50分乗りゆめタウンの無印良品を目指す。屋上の駐車場から降りてすぐの売り場がおもちゃ屋で、子どもがすぐに乗り物のおもちゃを見つけ、買おう買お…

「哲学対話」という言葉のこと|「(哲学対話において)大事なのは哲学なのか、対話なのか?」という問いに意味はあるのか

(夏季休暇を終えて職場に復帰初日。文章を書くリハビリにブログを開いてみる。) 先日お会いした方、「哲学対話」に参加したことはないけど、よく耳にはするし関心はあるそうなのだが、「哲学対話、あまり特別な準備もいらず開催できるので、間口も広い分、…

最近は哲学対話の授業、こんなふうにやってるよ

最近も哲学対話の授業、細々してます。 やりながらもあんまりうまくいかないなあと思うことが増えているような気持ちもあったのだけど、先日やったやり方が感触がよかったのでメモ。 前提の確認 課題だなあと思っていること で、今回やったのが... やってみ…

日記:カタルタじゃなくてタホイヤ

今までのとは文体も切り口も違うけど、One noteとかWorkflowy*1に書き溜めたメモや日記から時々は吐き出していこう。 Wed, Nov 15, 2021*2 復職二日目。勤務校の後期の授業再開は9月27日。祝日や用事があって、出勤して授業準備できるのは4日くらいしかない…

オリジナルの対話文を作る試験

今年度最初で最後の対面試験 今年度は前期のあいだはオンデマンド授業だったのでレポートやオンライン小テストで評価をしていた。それはそれで期末テスト一辺倒にならず評価が分散できたのでよかったなと思いつつ。2月に今年度最初で最後の対面試験があった…

考えることを止めないためのNGワード、設定すべき?

今年度の授業が全部終わった。 4月からは半年、改めて育休をとるので、次に授業をするのは半年以上先。 じっくり自分の授業の課題についても考えてみたい。 前回書いた下記の記事の続きのような話。 p4c-essay.hatenadiary.jp それを書くことで考えることが…

感想を書いてもらうということ

シラバスが書けない 年明けから対面授業をしている。けど、もうほぼ終わってまもなく試験期間。 今年度はオンデマンド授業8割、育休1割、対面授業1割くらいの感じで、例年とは違う疲れや悩みをもちつつ、年度末に突入する。気づけば来年度のシラバスの〆切が…

夏休み開始ーオンデマンド授業の学生さんたちの感想を読んでみて

夏休みが始まった。本校(高専)は例年だと2ヶ月近く休みがあるのだけれど、今年は8月24日までの1ヶ月間。学生さんたちのなかにも不満の声はあるようだけれど、学校としてできる限りの対応をして、土曜授業なども設けずにこれなので、ご理解いただきたいとこ…

オンデマンド授業の何に(教員であるぼくが)疲れているのか

今週のお題「2020年上半期」 オンデマンド授業、4月の第2週から今週まで、約3ヶ月やってみた。まず学生さんたちは(特に最初の1ヶ月、2ヶ月は)大変だったと思う。そのことについても考えなければならないのだけど、今日は教える側だった自分が疲れたことを書…

この3カ月のオンデマンド授業のこと

この3カ月、忙しかったのか? p4c-essay.hatenadiary.jp 前回から3カ月以上 ブログを放置してしまった。学校関係者以外の人と話すと、学生が学校に来ていないと言うと「じゃあ結構いまは時間がある感じ?」みたいに言われて、確かにめちゃくちゃ多忙という…

某高校への訪問ラスト、とか

早くも今年も1ヶ月が終わってしまった。 1月後半も相変わらず気持ちは落ち着かないのだけれど、それでもちょっと余裕がある気持ちになるのは、単純にもちコマ数が少し減ったから。 今週はなんだか時間に余裕があるなあという気がしていたのだけど、要するに…

冬休みだ!今期の振り返りとか

あー、ブログ画面をひらくのがちょーー久しぶりです。 勤務校は4学期制を敷いていて、ちょうどブログを書いていなかった時期は2カ月の夏季長期休業が空けた10月から今日まで、おおよそ三学期まるまる、ということになります。 いやあ、なんだか忙しかっ…

プロジェクト学習を終えた

世間の学校は夏休みですが、勤務校は今が期末試験。 明日が試験最終日。 倫理もそこで行うので、私は明日の午後から採点マーチに突入です。 プロジェクト学習というなぞ さて、勤務校では今1、2年生は新カリキュラムで動き出しているのですが、おそらくそ…

最近の授業のこと:事前課題+小テスト+哲学エッセイでやってみる、ほか

(4学期制のうちの)1学期を終えて、学生のみなさんからの講評を書き込んだまま、いつのまにか1ヶ月ブログを放置してしまった。なにが、と1つを要因には挙げられないのだけどなんとなく、やっぱり忙しい。 先日、哲学対話の教員研修で岡山経由で香川に伺…

哲学の先生であることへの様々な反応のこと

ぼちぼち年度末... 今年度はもう少し続くけれど、授業や試験など私が関わる学生関係のことはひと段落したので、ふりかえりもしていきたい時期。 アンケートや大福帳を見ながら、思うのは、まだ一年でしかないけれど、哲学(対話)の先生であろうとしたことの効…

【主に学生に向けて】2018年度第四学期、試験の講評・感想へのお返事など

学生のみなさんに配った模範解答に付けたQRコードからこの記事に飛べるようになっています。 2019年度第一学期受講生のみなさんはこちらへ。 ↓ p4c-essay.hatenadiary.jp p4c-essay.hatenadiary.jp 三学期終わりにやった、これと基本的には同じ。 学生のみな…

お客様襲来

かなりコンスタントにブログが書けていたはずなのに、ここ、1、2週間はぱったり止まってしまっていた。シラバスやら試験準備やら入試やらがあったのかな。ちょっと落ち着いて振り返ってみると、なにが忙しかったのか、よくわからないけど。。*1 お客様襲来…

そこにいる人をいる人として扱う授業

インフルから復帰して、ちょこちょこと授業、しております。 どの授業でも、レポート書いてきてもらって、それを相互に読みあったり、発表して、質疑応答してもらったりして、勉強してもらっています。 そういう意味では私はなにもしてない。でも指示を通す…

続・今日の哲学対話はどうすれなよかったんだろう

p4c-essay.hatenadiary.jp この記事を書いた翌日に、別の学年・クラスで やった哲学対話の話。 グループワークをしようかな(事前の計画) 賃金が低くて楽な仕事と賃金が高くきつい仕事どっちがきついか 自分が働いているところがブラックバイトだと感じたら…

今日の哲学対話はどうすればよかったんだろう

ブログの総アクセス数が12000を超えたぞー。きっとみんなのブログはもっとすごいスピードでアクセスされているのかもしれないけど、こつこつ見てくれている方がいるなら、うれしいなあ。 なるべく手短に、書く。 アンパンマンで哲学対話 全員問いを立てる 「…

授業再開ー授業事例集ってどうやって使うんだ?

年末年始もちょこちょことブログを読んでくださっている方がいたようでうれしいかぎりです。今年もよろしくお願いします。 本日より授業再開 そうだ!授業事例集にヒントを! あれ?授業事例集ってどうやって使うんだっけ? 自分のなかの抵抗感は「時間がな…

授業でできることと授業外でできることー放課後対話の会をやる

放課後の対話の会のこと 今年の授業の最終日である25日の放課後、主に授業で担当している学生さんたちにお声掛けして、ゆるやかな対話の会を開催しました。 【学内向け】ごめんなさい。下記ツイートについてですが、18日(火)に会議があるようでした。25日…

対話か講義か

対話か講義か 第三学期を終えて第四学期に入りました。25日に授業をして、年内は終わりです。 様々な反省などはこちらから。 p4c-essay.hatenadiary.jp 対話よりも講義をもっと増やして~という声について、ずっと考えてしまっていて、精神衛生がよくない。…

【主に学生に向けて】今期試験の講評・私のエッセイ・感想へのお返事・文献案内

学生のみなさんに配った模範解答に付けたQRコードからこの記事に飛べるようになっています。 どうでしょう。たくさんの人に読んでもらえると嬉しいのですが。。 これを読まなくてもひきつづき倫理や現社を楽しんでいただけると思いますし、成績で合格点は十…

試験の採点を機に、評価について考える

採点作業で採点されているのは教員だ 「倫理」と「現代社会」の採点をする。 採点作業は学生を採点するというよりは自分が採点されるんだなあと思うことがしばしばある。こっちが独りよがりで教えて気持ちになっていることが、いかに伝わっていないかを思い…

ばたばたと授業をするークラスの半分は哲学対話、半分はグループワーク、とか。

もうすぐ第三学期が終わる 勤務校は4学期制。もうすぐ三学期が終わり、期末試験だ。 試験が近づくということは、成績評価が近づくということでもある。 シラバスで評価割合は明示していて、レポートや大福帳なども大きめのウェイトを占めているし、学生にも…

後期の授業とかクラスという単位のこととか

ブログの更新をしばらくサボっているあいでに、いつのまにかブログのアクセス数が10000を超えていた。 多分ツイッターのフォロワーがちょこちょこ増えている影響で見ていただいているのだと思うけれど、どうもありがとうございます。ブログの反響というのは…

後期が始まるうう

授業は嫌いじゃないはずなのに、授業が始まるのが嫌でたまらない 安心してください。明日からの新学期に怯えているのは学生だけではありません。教員もです。今日慌てて授業準備をしていますが、疲れてしまって公園までペリカンを見に来ました。— おがぢ (@o…

レポート課題を考える

翌年度以降の単位認定システム 勤務校では、必修科目を一つや二つ落とした時点で自動的に留年になる、というシステムを採用していない。たとえば必修科目である「倫理A/B」が不合格だったとしても、次の学年のカリキュラムに進むことができる。でも、そのま…

授業の行き詰まり感

不勉強を承知で どうしても学生さんたちと考えたくて、昨年度に引き続き今年度も「ジェンダー」をとりあげた授業をしています。 授業のアイデアは某都倫研の紀要に載ったある先生の研究授業から大きな影響を受けている。 ・「男」と「女」と聞いて思いつく言…