窓をあけておく

窓を開けておくと妻にすぐ閉められます。

本の紹介あり

シラバスを考える、最近読んだ本とか

勤務校は2月後半が年度末の試験。なのでこれから三週間は入試業務、試験業務、成績処理とバタバタと続いていく感じ。 とはいえ週末は、「がっこうはじごくねこ」スウェットを着て、カラオケからのピザパーティーをしたり、 一緒に着よう。(私が欲しくて個人…

某高校への訪問ラスト、とか

早くも今年も1ヶ月が終わってしまった。 1月後半も相変わらず気持ちは落ち着かないのだけれど、それでもちょっと余裕がある気持ちになるのは、単純にもちコマ数が少し減ったから。 今週はなんだか時間に余裕があるなあという気がしていたのだけど、要するに…

高校での哲学対話実践に伴走する、ほか

p4c-essay.hatenadiary.jp こちらのつづきの1週間*1。 世間の週末はセンター試験でしたが、高専はそんなことは無関係なのです。 高校の教科書を使って現社や倫理を教えているので、もっと関心をもつべきなのだろうけど、今年はまだ問題も全然見ていない。 w…

2019年下半期の読んだ本とか買ったものとか

冬休みの勢いで、もう一本書く。 以前も書いたことはあるのですが、このブログ、amazonアソシエイトでアフィリエイトをしております。自分の備忘録の意味もあるし、冬休みのちょっとしたお小遣い稼ぎの意味もあること、あらかじめご承知おきくださいませ。 …

学校単位での哲学対話・哲学教育への取り組み事例まとめ[探究学習との関連性を意識]

とあるところの学校の先生方へ向けて、哲学対話やその学校での取り組み事例を紹介するようなレクチャーをさせていただく機会があった。 もう知っている人は知っている学校名と実践状況だけれど、どこかでまとまって読めるものは今でもそんなにあるわけではな…

授業再開ー授業事例集ってどうやって使うんだ?

年末年始もちょこちょことブログを読んでくださっている方がいたようでうれしいかぎりです。今年もよろしくお願いします。 本日より授業再開 そうだ!授業事例集にヒントを! あれ?授業事例集ってどうやって使うんだっけ? 自分のなかの抵抗感は「時間がな…

対話か講義か

対話か講義か 第三学期を終えて第四学期に入りました。25日に授業をして、年内は終わりです。 様々な反省などはこちらから。 p4c-essay.hatenadiary.jp 対話よりも講義をもっと増やして~という声について、ずっと考えてしまっていて、精神衛生がよくない。…

【主に学生に向けて】今期試験の講評・私のエッセイ・感想へのお返事・文献案内

学生のみなさんに配った模範解答に付けたQRコードからこの記事に飛べるようになっています。 どうでしょう。たくさんの人に読んでもらえると嬉しいのですが。。 これを読まなくてもひきつづき倫理や現社を楽しんでいただけると思いますし、成績で合格点は十…

試験の採点を機に、評価について考える

採点作業で採点されているのは教員だ 「倫理」と「現代社会」の採点をする。 採点作業は学生を採点するというよりは自分が採点されるんだなあと思うことがしばしばある。こっちが独りよがりで教えて気持ちになっていることが、いかに伝わっていないかを思い…

ばたばたと授業をするークラスの半分は哲学対話、半分はグループワーク、とか。

もうすぐ第三学期が終わる 勤務校は4学期制。もうすぐ三学期が終わり、期末試験だ。 試験が近づくということは、成績評価が近づくということでもある。 シラバスで評価割合は明示していて、レポートや大福帳なども大きめのウェイトを占めているし、学生にも…

後期の授業とかクラスという単位のこととか

ブログの更新をしばらくサボっているあいでに、いつのまにかブログのアクセス数が10000を超えていた。 多分ツイッターのフォロワーがちょこちょこ増えている影響で見ていただいているのだと思うけれど、どうもありがとうございます。ブログの反響というのは…

後期が始まるうう

授業は嫌いじゃないはずなのに、授業が始まるのが嫌でたまらない 安心してください。明日からの新学期に怯えているのは学生だけではありません。教員もです。今日慌てて授業準備をしていますが、疲れてしまって公園までペリカンを見に来ました。— おがぢ (@o…

P4Cとフェミニズムが気になる

P4C(こどものための哲学Philosophy for children)とフェミニズム この二つは結構古くから結びつけて論じられてきたらしいということを最近知る。 実際にP4Cの初期の代表的な論文集*1でも、1994年と1997年の二度にわたってP4Cとフェミニズムについての論集が…

レポート課題を考える

翌年度以降の単位認定システム 勤務校では、必修科目を一つや二つ落とした時点で自動的に留年になる、というシステムを採用していない。たとえば必修科目である「倫理A/B」が不合格だったとしても、次の学年のカリキュラムに進むことができる。でも、そのま…

【長編】哲プラ連絡会公式機関誌『みんなで考えよう』創刊号を読んで考えよう

みんなで考えよう 今年は私は参加できなかった、(第4回)哲学プラクティス連絡会。*1 初の公式機関紙がweb上で無料で読めます。 すばらしい原稿の数々と編集委員の方々のご努力により、とても楽しい読み物になっていると思います。「学会」もできたけれど…

本をいただく:『自信をもてる子が育つ こども哲学 - “考える力"を自然に引き出す -』

著者の川辺さんよりご恵投いただき、早速読みました。 自信をもてる子が育つ こども哲学 - “考える力"を自然に引き出す - 作者: 川辺洋平 出版社/メーカー: ワニブックス 発売日: 2018/07/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る …

海外のp4cの論文集がいっぱい出ているという話

そろそろ研究もまずは論文を読むところから再開しなくちゃいけない 学校での哲学対話を研究するうえでは、「こどものための哲学Philosophy for Children」の研究の蓄積がとても大事。 リップマンという名前ばかりがまだまだ日本では前に出ているけれど、当然…

「哲学おしゃべりカード」で問いあてゲームをやってみる

授業時間が少し余って、試験前で、がっつり哲学対話をするわけでもないなあというときに、パっと思い付きでやってみたら、思いのほか面白かったのです。 使うのは、「てつがくおしゃべりカード」です。 てつがくおしゃべりカード (哲学カード) 作者: リヒテ…

週末を過ごす

妻は東京に。哲学なみなさんは神戸に。私は引き続き宇部にいます。— おがぢ (@ogadi_ogadi) 2018年5月18日 そんな週末。 土曜日 平日の疲れもあるけれど、朝はちゃんと目が覚める。 予約していた美容院の時間があちらの都合で少し早まり、午前中から家を出る…

人って、人それぞれなんだなあ

人それぞれ 哲学対話的な活動をして、感想を書いてもらうと、どうしても、「人って、人それぞれなんだなあ」みたいなコメントが目についてしまう。もちろん、人それぞれという言葉を使わずに、対話を受けて自分の思索を豊かに展開してくれている学生もいて、…

五月病になりつつ高専で社会科を教える

五月病 GWも明けてしまって、今週はこちらも少しずつマンネリ気味だったり。 とはいえ、月末には最初の試験が近づいて来ているし、授業のストックも切れつつあるし、それぞれの教室の雰囲気に合わせて授業の見直しもしていかなくちゃいけない。 教員だって五…

GWといただいた本など

GWでした GW前半は車を買ったり(!)、空手を再開したり(!!)して過ごしました。 GW後半は家でのんびり過ごしたり、近くの商業施設に来たコウメ太夫を見たりしました。 温泉にも行きました。 山口のオクトーバーフェストに来ました。 pic.twitter.com/UXEf3qt…

ああ、教室という箱の力よ

4月最終週:締め切りを守れました 今週は某書類の締め切りが半ばにありましたが、なんとかできました。 某書類とお別れ。さようなら!— おがぢ (@ogadi_ogadi) 2018年4月25日 今週も哲学対話 あとはコツコツ授業をしつつ。哲学対話も、学生さんたちに問いを…

サイレント・ダイアログ(紙上対話)

4月3週目:少しずつ残業している 毎日、夕方早くには帰って、家で妻と夕飯を食べる日々でしたが、今週は妻が東京行きということもあり*1、だらだらと残って仕事をしたり、書類書きをするなど。研究室個室は自由になりすぎてすごい。 お昼はコンビニまで歩い…