窓をあけておく

窓を開けておくと妻にすぐ閉められます。

後期の授業とかクラスという単位のこととか

ブログの更新をしばらくサボっているあいでに、いつのまにかブログのアクセス数が10000を超えていた。 多分ツイッターのフォロワーがちょこちょこ増えている影響で見ていただいているのだと思うけれど、どうもありがとうございます。ブログの反響というのは…

後期が始まるうう

授業は嫌いじゃないはずなのに、授業が始まるのが嫌でたまらない 安心してください。明日からの新学期に怯えているのは学生だけではありません。教員もです。今日慌てて授業準備をしていますが、疲れてしまって公園までペリカンを見に来ました。— おがぢ (@o…

P4Cとフェミニズムが気になる

P4C(こどものための哲学Philosophy for children)とフェミニズム この二つは結構古くから結びつけて論じられてきたらしいということを最近知る。 実際にP4Cの初期の代表的な論文集*1でも、1994年と1997年の二度にわたってP4Cとフェミニズムについての論集が…

レポート課題を考える

翌年度以降の単位認定システム 勤務校では、必修科目を一つや二つ落とした時点で自動的に留年になる、というシステムを採用していない。たとえば必修科目である「倫理A/B」が不合格だったとしても、次の学年のカリキュラムに進むことができる。でも、そのま…

「自分の思ったことを言う」というルール

毎回ルールを変えること ありがたいことに色々なところで、哲学というものに初めて触れるような人たちと哲学対話をする、という機会がある。そこではたいていは哲学対話のルールを説明するのだけど、わたしは自分用の毎回決まったルールを持っていない。 正…

小学校で海について哲学対話

呉へ 広島県の呉市の島にある小学校で、哲学対話の授業をさせていただきました。 この前は先生たちと、だったけど、今度は本当に「海」について、小学生と哲学することになった!どうなるかな!— おがぢ (@ogadi_ogadi) 2018年9月9日 前回8月は教員研修で、…

【長編】哲プラ連絡会公式機関誌『みんなで考えよう』創刊号を読んで考えよう

みんなで考えよう 今年は私は参加できなかった、(第4回)哲学プラクティス連絡会。*1 初の公式機関紙がweb上で無料で読めます。 すばらしい原稿の数々と編集委員の方々のご努力により、とても楽しい読み物になっていると思います。「学会」もできたけれど…

日本哲学プラクティス学会第1回大会に行きました(長文)

p4c-essay.hatenadiary.jp これの続き。8月26日(日)には明治大学で開かれた*1日本哲学プラクティス学会第一回大会に参加しました。 (泊まった実家の猫、と映り込む私。猫はなにを考えているんだろう?) 連絡会があるのになぜ学会なのかというモヤモヤを…

「p4cかたろうかい2018」に行きました

週末は出張。#哲プラのおまつりでした。わたしは土曜日は神戸、日曜日は東京へ。 神戸のp4cかたろうかいに向かっています。明日は東京へ行きます。みなさまよろしくお願いします。 #哲プラ— おがぢ (@ogadi_ogadi) August 25, 2018 久しぶりにお会いできた方…

帰省の感想、当分私は山口で。

久しぶりの帰省。東京・神奈川に数日滞在しました。 なぜこの時間にこっそりカップラーメンをすすっているのか。— おがぢ (@ogadi_ogadi) August 11, 2018 深夜に妻の実家でお腹が空いて隠れてカップラーメンをすすったのでした。 ポケモンgoが捗る 今回は妻…

本をいただく:『自信をもてる子が育つ こども哲学 - “考える力"を自然に引き出す -』

著者の川辺さんよりご恵投いただき、早速読みました。 自信をもてる子が育つ こども哲学 - “考える力"を自然に引き出す - 作者: 川辺洋平 出版社/メーカー: ワニブックス 発売日: 2018/07/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る …

「いなかの学校」にこども哲学をしに行く

週末出かけることが多かったのと、学校のほうも少し忙しかったのもあって、久しぶりのブログ。 「いなかの学校」にこども哲学をしに行く 先週末は所属NPOへ来た依頼を受けるかたちで、県内のフルーツ農園を会場にした二泊三日の小学生向けのキャンプ、「いな…

海外のp4cの論文集がいっぱい出ているという話

そろそろ研究もまずは論文を読むところから再開しなくちゃいけない 学校での哲学対話を研究するうえでは、「こどものための哲学Philosophy for Children」の研究の蓄積がとても大事。 リップマンという名前ばかりがまだまだ日本では前に出ているけれど、当然…

授業の行き詰まり感

不勉強を承知で どうしても学生さんたちと考えたくて、昨年度に引き続き今年度も「ジェンダー」をとりあげた授業をしています。 授業のアイデアは某都倫研の紀要に載ったある先生の研究授業から大きな影響を受けている。 ・「男」と「女」と聞いて思いつく言…

学校の気持ち悪いところなしでは教員でいられない

週末。平日はもちろん授業はしているものの、空きコマでのその他の仕事への集中力が続かなくなってきてしまって、だらだら学校に残るのはよくない。ピシッとしないと。 写真はドライブで行った近くのダム。3、40分走ればダムのある街よ。 授業と自習 カリ…

「問いを立てて自分の考えを述べる」課題の難しさ

久しぶりの日記。6月も中盤に入り、少し息切れ気味なのかもしれない。 でも初の自家用車でドライブに出かけたり、プライベートが充実していないわけではない。 写真はホタル祭りの灯籠。 自分で問いを立てる 授業では、自分で問いを立てましょう。問いを立…

試験期間

(我が家のベランダと植物たち) こちらに来て初の定期試験期間です。 私の担当分はもう試験を終え、採点中。 長めの論述部分を設けたために、採点もその分悩ましい。 自分で作ったシラバスに合わせて自分で作った試験を自分で採点していると、むしろ評価さ…

「哲学おしゃべりカード」で問いあてゲームをやってみる

授業時間が少し余って、試験前で、がっつり哲学対話をするわけでもないなあというときに、パっと思い付きでやってみたら、思いのほか面白かったのです。 使うのは、「てつがくおしゃべりカード」です。 てつがくおしゃべりカード (哲学カード) 作者: リヒテ…

納得感

先輩の先生方に部活動のことをお任せしていることで、得られる週末の時間に感謝しつつ過ごしています。 金曜日のとある宴席で、久しぶりに 「「哲学」とか「倫理」の授業って、なにを教えているんですか?」 「哲学って結局なにをするんですか?」 と問われ…

週末を過ごす

妻は東京に。哲学なみなさんは神戸に。私は引き続き宇部にいます。— おがぢ (@ogadi_ogadi) 2018年5月18日 そんな週末。 土曜日 平日の疲れもあるけれど、朝はちゃんと目が覚める。 予約していた美容院の時間があちらの都合で少し早まり、午前中から家を出る…

人って、人それぞれなんだなあ

人それぞれ 哲学対話的な活動をして、感想を書いてもらうと、どうしても、「人って、人それぞれなんだなあ」みたいなコメントが目についてしまう。もちろん、人それぞれという言葉を使わずに、対話を受けて自分の思索を豊かに展開してくれている学生もいて、…

五月病になりつつ高専で社会科を教える

五月病 GWも明けてしまって、今週はこちらも少しずつマンネリ気味だったり。 とはいえ、月末には最初の試験が近づいて来ているし、授業のストックも切れつつあるし、それぞれの教室の雰囲気に合わせて授業の見直しもしていかなくちゃいけない。 教員だって五…

GWといただいた本など

GWでした GW前半は車を買ったり(!)、空手を再開したり(!!)して過ごしました。 GW後半は家でのんびり過ごしたり、近くの商業施設に来たコウメ太夫を見たりしました。 温泉にも行きました。 山口のオクトーバーフェストに来ました。 pic.twitter.com/UXEf3qt…

ああ、教室という箱の力よ

4月最終週:締め切りを守れました 今週は某書類の締め切りが半ばにありましたが、なんとかできました。 某書類とお別れ。さようなら!— おがぢ (@ogadi_ogadi) 2018年4月25日 今週も哲学対話 あとはコツコツ授業をしつつ。哲学対話も、学生さんたちに問いを…

サイレント・ダイアログ(紙上対話)

4月3週目:少しずつ残業している 毎日、夕方早くには帰って、家で妻と夕飯を食べる日々でしたが、今週は妻が東京行きということもあり*1、だらだらと残って仕事をしたり、書類書きをするなど。研究室個室は自由になりすぎてすごい。 お昼はコンビニまで歩い…

いそがない

4月2週目:今週の目標は、お昼の時間にちゃんとお昼を食べるでした。 お弁当を食べます。妻さんありがとう。— おがぢ (@ogadi_ogadi) 2018年4月9日 お昼にします。お弁当ありがとう。— おがぢ (@ogadi_ogadi) 2018年4月10日 呟きそびれましたが、今日もちゃ…

始まりました

4月第1週:新年度始まりました。 今週の個人的な目標はちゃんと出勤してちゃんと家に帰ってくること。 無事出勤できました。ありがとうございます。— おがぢ (@ogadi_ogadi) 2018年4月1日 今日も無事出勤できました。ありがとうございます。— おがぢ (@ogadi…

(物理的に)引っ越しました

引っ越しました 瀬戸内海に面した街に引っ越しました。 四月からも、やることはそんなに変わらず、社会科系の授業を担当したり、哲学や教育について研究したり、哲学プラクティスにかかわったりする予定です。 東京を離れたことでできなくなることや、参加で…

教員も同じようにする、いる。−哲学エッセイのこと

某授業では、今年度の終わりが近づいてきて、哲学エッセイと称して、自由に問いを立てて、考えを書いてもらうという課題を出している。4,50分時間をとったけれど、案の定授業内で終わるはずもなく、多くの人にとって持ち帰りの課題になってしまったのは、申…

カヌレで考える7つの質問あるいは哲学者の道具箱

7つの質問の使い方 昨日は某NPOとしてのファシリテーター交流会に行ってこどもの哲学で言われる「7つの質問」について考える機会があった。 7つの質問とは「哲学者の道具箱」などと呼ばれたりする、対話を促進してくれる質問の型のようなもの。 p4c-japan…