窓をあけておく

窓を開けておくと妻にすぐ閉められます。

育休をとっている話

こんにちは。11月19日に1人目の子どもが産まれまして。コロナ禍特有のことも含め体重も小さめだったりと心配ごとも多かったのですが、先日無事生後1ヶ月を母子ともに健康で迎えることができました。赤ちゃんはめちゃくちゃかわいいです。もちろん赤ちゃんはかわいいというのは自明のことではありますが、思ってたよりかなりかわいいです。瞬間瞬間で色んな表情をするのです。

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そういうわけで今は年内いっぱい育休をとっています。育休は休暇ではなくてあくまで休業です。もちろん仕事の忙しさや大変さからは離れるのだけど、休息をとっているなあーという感じは全然なく、未体験の育児という業務に夫婦2人で日々戸惑いながらも向き合っています。

 

以下備忘録を兼ねて、育休生活のこと書いてみます。

 

取得までの大変さとサポートへの感謝

高専の男性教員の先輩がまとまった期間育休を取られていたのを知っていたので、子どもが生まれたら自分も取るぞと前々から決めていて取得そのものには迷いはなく。けど、今の学校では男女問わず教員の育休は前例がなかったのもあり、取得までの手続きや引き継ぎは結構大変ではありました。

(大変さの一つは手続きが学内で終わらず、給付金を雇用保険からもらう絡みで学内で終わらないことにあったみたい。特に人事の方にはかなりお手数をおかけしました。男性育休の多くは2週間以内の期間の人も多いらしくて、だとしたら有給こまめにとる、くらいのほうが取りやすいかもなとは思ったり。)

 

妊娠がわかってかなり早い段階から上司の先生や人事部の事務職の方にこまめに相談をしてきて、どういう形で休めるのか、かなりサポートをしていただいたのです。担任、授業、快く代わってくれる先生方がいて、ありがとうございます、ありがとうございます。


夏に担任するクラスの保護者会で報告をした際にも応援してくださる声が多くて大変励みになりました。

 

時間感覚が変わる

この本にも書いてあったのだけど、仕事と育児では時間感覚が違うのだということを実感します。仕事のときは、いつ・どれくらい労力と時間を割くかは自分でコントロールできるけれど、育児は赤ちゃんの状況に合わせて自分の時間が流れていくのでコントロールができない。育休なら時間もあるし、本読んだり研究したりできるでしょ、っていうのは確かに時間はなくはないんだけど、とにかく細切れかつコントロールできないわけで正直まだそのギャップに対応しきれず、だらだらテレビ見たりスマホ触ったりしてるのです。

 

復帰後はこの子育て、育児の時間感覚を維持したまま、どうやって仕事の効率や生産性を維持していくか、ゆっくり考える時間、ものを書く時間を確保するか、が課題になりそう。

 

取ってよかったね

でも総じてみると圧倒的に取ってよかった。うちは母乳ではあるけれど今のところ哺乳瓶に搾乳してあげることが多いので、「女性にしかできないこと」はほとんどないし、妻と一緒に寝不足になって、赤ちゃんの毎日のちょっとした変化を感じあったりできるのが幸せです。



学校ではこのタイミングで対面授業も再開してバタバタと動き続けているのが伝え漏れてくるなかで、ゆったりした時間を過ごさせてもらってる申し訳なさもあるのだけど、逆に育休という経験値という武器をもって復帰するぞ、というつもりで貴重な時間を大切にしたいです。



来年は、復帰して授業したり担任仕事したりしつつも、短時間勤務などの制度も併用していく予定です。そして、4月からは半期、また改めて育休取得予定。そろそろ動き出すであろう赤ちゃんとじっくり向き合いつつ、そのころには子育て時間の過ごし方にも慣れてくるはずなので落ち着いて研究もしたいところです。