お題「#買って良かった2020 」
たまにはお題で書いてみる。
育児関連
準備段階で赤ちゃんの寝床について考えたときに、ベビーベットを置くスペースはないし(かさばるし)、ダブルベットに一緒に寝たら潰してしまいそうだし、いうわけでソファ用のオットマンの上にこれを置いて、夜は寝室、昼はリビングに置くことに。値段は張ったけれど、今のところまあまあよく寝てくれるし、こちらも安心して赤ちゃんを任せられる場所ができてよかった。抱っこして寝かしつけてここに置いてもいわゆる「背中スイッチ」で泣き出してしまうこともあるので、湯たんぽで温めておいたりしている。
お友達のお宅に伺ったときに音声スピーカーを使っているのを見てカッコ良かったので、セールのときに買ってみた。
音楽を時々かけてもらったり、料理時のタイマーをお願いするくらいだったのだけど、赤ちゃんをあやして両手が塞がっているときにも子守唄とかをかけてくれるので重宝しているところ。あと荻上チキのsessionも聴ける。子育ては自分の生活が細切れになって、まとまって本を読んだりができない分、音声メディアをうまく活用してインプットを続けたいな。
これもお友達のお宅に伺ったときに話を聞いて、一度レンタルして試してみて、買った。ロボット掃除機のなかでは最安の部類で、ランダムに部屋を掃除するだけでなのですぐ横の埃をスルーしたり、段差に乗り上げて止まるバカなところもあるけれど、掃除不精の我が家にとっては十分。音もあまりうるさくないので、赤ちゃんとも共存してる。ハイハイとかするようになったらどうなのかなあ。
寝室にはクーラーしかなくて冬は寒いのです。大人だけなら布団にくるまってればいいからよかったのだけど、赤ちゃんがやってきたので、暖房を買った。妻にはファンヒーターを強く推されたけど、オイルヒーターを使ってみたくてこちらを購入。確かに事前の評判通り暖かくなるのは遅いし、ほんのり暖かい、というくらいであるものの、とりあえず要は果たしている感じ。電気代がかかるとの噂は未検証。
本とか
主に11月くらいに読んだ本で覚えているもの。
ジェンダー・フェミニズムにはずっと関心があってちょっとずつ本を読んで勉強していたんだけど、これもまたよかった。
フェミニズムはもはや女性の権利云々には留まらない連帯の旗印であり、その敵は資本主義というシステムそのものであることがはっきり宣言される。
どこかで「解説が本番」とあって確かにそんなところもある。
その解説を書かれた方の本。
既発表のものをまとめた本で全体的にまとまりは欠けるものの、要所要所でのネオリベ批判は、「99%の〜」と通底しつつ、日本の文脈を踏まえて書かれているので、理解がより進んだ。敵はネオリベ(フェミニズム)。
上記の2冊はフェミニズム・ジェンダーの観点から資本主義・ネオリベを痛烈に批判する本だけれど、同様の敵への批判を主に気候変動の観点から鋭く厳しく行う本で、大変刺激的だった。SDGsやってます、とか消費者がエコバックしてます、とかもはやそんなレベルでは現状の問題の慰めにもならず、そもそもの資本主義という構造そのものに挑戦しないと未来はない。そしてそこに挑むには、個々人の行動変容や社会運動が欠かせないわけで、2021年に向けて読んでよかった。自分にはなにができるだろう。
内容は重複するのでどちらか一冊で良いと思うのだけど、
今年は専門家とはどういう人のことであり、専門家の語ることを市民や政治がどのように受け止めるべきなのか、というコミュニケーションの問題を切実に考えさせられた年でした。
ここで専門知について対話的なあり方で理解をし、人に説明できるような「対話的専門知」が明確に位置付けられているのだけど、現代にはそういった人の不在を強く感じていて、その代わりがテレビに出るコメンテーターやジャーナリストになってしまっているんだと思う。高専で哲学対話をすることの意味は、学生さんたちを対話的専門知をもつ人に育てることでもあるのかなと考えたりしている。
車
スマホのGoogle マップでナビをしているので車載ホルダーが欠かせないのだけど、前のやつは夏場に固定部分が溶けてしまって、今回は新しくこれを。コンパクトでよい感じ。スマホケースの裏に鉄版を挟まないといけないのだけど、自分はデザイン的には気にならないので問題なし。
あとはやっぱり
安定の使いやすさ。
Zoom会議やオンライン哲学対話もおかげでノンストレスでした。