窓をあけておく

窓を開けておくと妻にすぐ閉められます。

研究室のセーファースペース・ポリシーづくりをはじめてみる

『フィルカル Vol. 8 No. 2』の「シリーズ(!) 哲学とセーファースペース」に掲載されている稲原美苗さんとWOMEN:WOVENの坂本美理さん竹内彩也花さん、槇野沙央理さんの「「女性」で「多様」な哲学者たちの往復書簡」がとてもよかったのと、少人数の勉強会で、前号に山本和則さんと寄稿した「「哲学対話」とセーファースペース」を読書会してもらう機会があり、あらためて自分のいまいる場所をセ―ファーにしていくためになにができるかなと思って、勢いで(ほとんど使ったことないcanvaを開いて)作ってみた。

この研究室を今よりも居心地の良い場所にするための セーファースペース・ポリシー

この研究室を今よりも居心地の良い場所にするための セーファースペース・ポリシー

私の場合は、研究室といっても、所属学生さんがいるわけではなくて、主に、哲学対話愛好会の活動のときに数名の学生さんが集って哲学対話をしたり、研究や実践の補助をしてもらう学生さんと打ち合わせをしたり、あとは試験前に質問を受け付けたり、そういう用途が主になっている。いま、そこで行われるやりとりに、すごく問題を感じているというわけではないけれど、それでも、やはりヒヤッとするやりとりもあるし、気づかないうちに居心地を悪くしている人もいるかもしれない。

高専の学生からすると、ちょっとビクッとする、というか、逆に敷居を高くさせてしまうかもしれないと思いつつ、ver. 1として作ってみた。作ってみると、いわゆる哲学対話のルール、のようなものよりも、こういうものがまず必要な気がやはりしてくる。

印刷して、研究室のなかの見えるところに貼っておいて、今度学生さんたちにどう思うか、聞いてみようと思う。

 
作成にあたって参考にさせていただいたもの

・Osaka Zine「Safer Space Policy 安全安心な場づくりのために〜セーファースペースポリシー」(2023年3月16日)

(以降の連続する投稿も含む)

・[Lecture & Workshop]セーファースペースとしてのジン・コミュニティをつくる

www.arsvi.com

 

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