窓をあけておく

窓を開けておくと妻にすぐ閉められます。

日記:2021年5月中旬の熱動

今週のお題「やる気が出ない」

せっかくの育休中でうまく時間を使って妻と二人で分担すればいろんなことができるのに、ゴロゴロとして過ごすことが多い。相変わらず子はかわいい。深夜に起きることが多いことや子の離乳食や授乳やうんちやぐずりなどいつ入るかわからないイベントがあるのもあって、油断するとなんとなく1日がだらっと過ぎていく。かろうじて続いているのは、オンライン英会話かな。これも上達している実感はあまりなく、単語と動詞適当に並べてるだけだし、先生の言ってることはしばしば聞き取れないのだけど。

 

11日

午前中はまったり過ごしつつオンライン英会話。

午後は妻はコメダへ。私はめちゃくちゃ久しぶりに「うさたん」と話す。またうさたんと研究の話ができるようになりたいな。

うさたんスタンプは「帰るよ!」みたいなのがなくて使い勝手が悪いところがまたよい。

夜、空手。1分15ラウンドくらい子どもを中心にスパーリングやるだけでかなり疲れる。先生に叩かれた胸と、蹴りでぶつけた膝が痛い。

帰宅してから大豆田とわ子と3人の元夫を観る。おもしろくてため息が出る。風呂で『女の園の星』を読む。

こういうの見てると教員やりたくなるのだけど(今も教員だろ)、自分には自習中の騒がしい教室に入っていって注意したりできないから、そこで生まれるコミュニケーションも味わえない。

 

12日

午後久しぶりに学校へ。某科研費の報告書の作成と提出など。オンライン授業対応や出張の中止などで全然お金使えてないことに改めて驚愕する。がんばらねば。夜、某NPO関連のミーティング。司会をする。いい話し合いにはなったと思うけど、先のことを考えるのって途方もないし、ベッドに入ってからも思考が絡めとられてあまり寝付けずつらい。3時ごろ授乳で起きてから、(私が)ほとんど眠れなかった。

 

13日

朝は普通に起きたけど10時ごろから2時間ベットで寝かせてもらう。午後は妻がゆっくり昼寝。どうやら、先週ユニクロで買った子の肌着を開封しないままに無くしてしまったらしい。私のことを犯人扱いしてくるのでひとしきり揉める。でも多分私のせいです。ごめんなさい。

夜はトマトチキンカレーをスパイスから作る。まあまあのでき。

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14日

朝、Kさん勉強会。あまり進捗がなく雑談めいた話で終わってしまう。もう少しまとまった話をこちらからもしたいところ。

昼、妻が食べたいというので丸亀製麺へ。たまたま妻の休職中の授業を変わってくれている先生にお会いする。食後に少しお話していると突然、私にも(哲学を教えているということで、)「死について考える授業がしたいんだけどよい問いかけはありますか?」と相談されてつまる。即興に弱い。その後、近所の空港のバラを見にいく。すばらしい。人がたくさんいた。空港横の公園でシートを引いて昼寝と逆立ちして、買い物してから帰宅。

夕方、二人ともなんとなく胃が重たい。きっと丸亀の野菜かき揚げのせいだ。検索してみると、野菜かき揚げの油にやられた人は私たちだけではないらしい。以前も同じような気分になってやめていたのに、今日は妻がかき揚げを半分ずつしようと提案してきて迂闊にも応じてしまった。夕飯、それでもお腹は空くので、ナンを作って、昨日のカレーと食べる。食後、やはり胃もたれ。野菜かき揚げのせいだ。夜、タイタニックの後編を二人でやーやー言いながらみる。名作は楽しいな。

この日の妻目線のブログ。

kashiwa1106.hatenablog.com

 

15日

朝、新聞の数独などのパズルをなぜか二人でやる。最初の二つはすぐにできたのだが、数独にハマり離乳食の前後も合わせて1時間くらいかかった。図書券が当たるらしいので答えを個人情報と引き換えにウェブ応募した。

昼前、オンライン英会話。オリンピックの話。とりあえず、今の状況では私は反対だと言っておいた。

午後、勤務校の哲学対話愛好会の学生さんに声をかけてオンライン哲学対話。前日に思いついたので2名の参加と少人数だったけど、話せてよかった。みんな英会話をやっているのでその話をしたり、それぞれの課外での活動の話をしつつ、話題は「趣味とは何か?」へ。趣味というと読書とか映画鑑賞とか、当たり障りのない個人的な楽しみというイメージがあるため、みんな、「仕事ではないが趣味というには時間も情熱も注いでいる活動」の位置付けについて悩んでいるようだ。私の場合はかつては空手がそうだった。「めんどくさいので人には趣味と説明するが、自分では趣味だとは思っていない」という話が興味深かった。最後には、学生さんからの提案で仕事と趣味のあいだの活動を指す言葉として「熱動」という言葉が発明された。私にとって哲学対話は熱動だろうか。

夜、妻に乗じて短歌における書評について少し学ぶ。書評って難しい。

 

16日

離乳食はほうれん草のフリーズドライ。結構苦いが食べてくれた。よかった。

オンライン英会話はEUで虫を食べる話。ディスカッションでフィリピンの先生にバロットbalut(検索注意)を教えてもらう。

 

河野哲也(2021)『問う方法・考える方法』筑摩書房、読了。

探究型の授業のための案内書。現場感覚ではレベルが高くも感じるけど、これくらいのことをやってこそ探究学習という感じもする。哲学対話のところは、探究のための問いを探す場面で有効ということになっていてそこは私も同意なのだけど、続けてその問いに対するアプローチを考えたり、仮説を考えたりするのも対話の中でやるように書かれていて、それは結構ハードというか、哲学対話の形式とは少し毛色が違ってくるのかなとは思った。あとは探究というとグループごとに話し合う場面が多いはずだけど、そこで教員や慣れたファシリテーターなしで哲学対話をやっても、良い問いや仮説が思いつくかは不安もある。どちらかと言えば質問作りみたいにやり方がきっちりしているもののほうがよいかもしれない。

 

17日

離乳食は再びほうれん草。前日の倍量にしたらちょっと残したけどまあ食べてると思う。その分うんちの色が茶色いと妻は言ってる。

午後、雨の合間に散歩と買い物。子は今度からパンツタイプのオムツになった。

夕方、前日にした某さんたちとのやりとりを妻と反省する。デリカシーを欠いた言い方を特に私がしてしまったし、そもそも誰かのことを心配だ心配だと言ってお節介を焼く私たちはどんな立場なんだという問題がある。偉そうだぞ。

夜、某ミーティング。話せてよかったが長くて疲れてしまって、後半はいつお先に寝ますと言うかを考えてしまっていた。休暇に入ってから余計人と話す機会が減ったので、3時間くらいが心身の限界らしい。

今さらだけど読み始める。まずは序文や解説、それから先日の会合でTさんも勧めてた探究の共同体における差別のやつから。当時もちょっとは目を通したはずだけど、英語に跳ね返されて十分に面白さを理解できていなかったようだ。読もう。

 

18日

朝英会話。ゲームの話。若い新しい先生は丁寧でよかった。英語版ポケモンではサトシのことをashと言うらしく、先生の名前もashだった。

離乳食は白身魚(フリーズドライ)。なんなく食べてた。

午後妻はミスドで作業。私は子と家。翻訳本もっと読みたかったのだが、眠くてあまり読めず。イチケイのカラスを観ただけ。

夜空手へ。今日は人数が少なかった。ただし自分のやることは変わらないのでら淡々と。基本稽古を家ですべし。

 

19日

ハーフバースデー。半年元気に育ってよかった。ありがとう。

朝、今週から始まった「おかえりモネ」をみている。まだモネには初めましてとしか言えない気分。そんなだから「おはようモネ」と間違えてしまう。

子は離乳食、今日からは午前と夕方2回。おかゆをモリモリ食べてすごい。

マックスバリュで弁当を買って、某ときわ公園でピクニックをしながら食べる。けど、めちゃくちゃ美味しかったわけではなく、なんとなく中途半端。そのあと公園のソフトクリームを食べようとするが閉店時間に間に合わず。結局、帰り道に遠回りしてジェラート屋でジェラートを食べた。さらに、ユニクロに寄って無くしてしまった肌着と同じものを購入して帰る。

夜、初めて3人で同じベットに川の字で寝てみるも、狭くて(主に大人が)寝付けない。結局深夜に妻がベットの下に引いた布団に引っ越した。

 

20日

朝、某案内を見て考え事。

午後サウナに行く。2時間以上スマホなどの情報から離れて(サウナ室のテレビは気が散るけど)過ごすよい時間なのだけど、もう32かあ...とか死にたくないなあ...とか仕事復帰したくないなあ...とやけに自分の人生について悲観的に考えてしまう。

 

 

***子の成長まとめ***

子はこちらがにこにこと笑いかけると、それに反応して声を出して笑うようになってきた。なんかすごい。

 

タオルやスタイを自分から顔に被せてバタバタするのがお気に入り。息できてるか不安になって見守ってるのだけど、自分ではがしたり、かけたりを繰り返して興奮して声出してる。

 

いよいよ寝返りやほふく前進のような動きでかなりの範囲を動くようになってきた。特におしり拭きのバニラのパックがお気に入りでそれを目がけてゴロゴロ動いて、捕まえては舐め回してる。

 

三本のクネクネした銅線にカラフルな木がいくつも通っていて、ガチャガチャと動かして遊ぶおもちゃ(ビーズコースターと呼ぶらしい)でも遊べるようになってきた。

 

****追記****

本日21日(金)になって、妻が子の小物ボックスに入っている肌着をもう1セット発見した。なんと肌着は私が紛失してなどおらず、当時の私が帰ってきてすぐに開封し、しまっていたのだ。妻には不確かな証拠で犯人扱いしたことを謝罪してもらい、私は謝罪を受け入れた。結果的には全く同じ肌着(タンクトップのエアリズム)が2セット4枚揃ったので、夏よ、どんとこい。