今週のお題「おうち時間2021」
1日
GW。とはいっても、育休中のうちはいつもと特に変わらないけど。昼間、哲学プラクティス連絡会の準備会に参加してみる。夜、妻はオンライン歌会。今日は妻が一番になったそうだ。終了後の飲み会にも参加していたので、夕飯はパスタを、おしゃべりを聞きながら。
勇気を出して某Iさんに哲学対話におけるPネームのことで質問のメールをしてみる。お忙しいのにすぐ大変丁寧な返事をもらえて感激。良いヒントをもらえたし、お話させてもらえるのを楽しみに研究しよう。
2日
日曜日。朝食を食べ、離乳食をやったあと、3人で12時ごろまで寝る。離乳食は食べたり食べなかったり。おかゆは比較的よく食べるけど、かぼちゃやニンジンのペーストはあまり食べてくれない。お昼を食べつつ、NHKの「今ここにある危機とぼくの好感度について」をみるが、妻にはピンと来なかったらしく、次回からは一人で見ることにする。私は好きです。午後、市からもらったストローマグに作った麦茶を飲ませてみると、なんと最初からちょっとだけど吸っていた!初ストローなのにすごい。あと、こっちがケタケタ声を出して笑うと真似をして笑うようになった。いきなり二つも成長して天才だ。
3日
永井玲衣さんが朝日新聞に載っていて驚き。みんな活躍している。
オンライン英会話。以前と同じ先生だったが、お互いの子どもの話をしたことを覚えてくれていた。それで安心感も増して、自分から質問もできたのでよかった。
妻と話していて私は「やわらか説教」をしてしまう人だということが(改めて)わかった。家庭内における家父長的な感じも自分に感じることがあるし、教師的だし、ときにモラハラ的だし、優しい顔してかなりまずい。根本的におせっかいな部分があるし、チームでなにかをやっていても自分がいろいろ把握したり統括していたいという気持ちがあるようだ。自分の性格の根の部分でいろいろ繋がっていそうで、つらい。そう思ってみると、しばしば家庭内で優しい口調で「もう寝なさい」「着替えなさい」「出かけてきなさい」など命令形でしゃべっている。これも改善したい気がする。
妻の愚痴や不満にいちいち優しく諭し導くように語りかけてしまいがちなので「やわらか説教」と呼ばれてしまった。その自覚はめちゃくちゃある。猛省。
— おがぢ🌘育休中 (@ogadi_ogadi) 2021年5月3日
午後、松田青子さんの『持続可能な魂の利用』を読んだ影響もあって、欅坂46のドキュメンタリー映画を観る。音楽やダンスはかっこよく、また相当な葛藤があることが垣間見られて興味深かった。平手さんという人はやばいな(今更感)。
夜、妻とSさんとKさんとオンライン飲み会。くだらない話が多く、楽しかった。
4日
夕方オンライン英会話。自己紹介で育休のこと話してそこから少しやりとりをすることが増えてきた。先生の国では男性育休はかなり少ないと言っていた。それもあってか、やりとりの中で「あなたは奥さんや赤ちゃんを助けてるhelpしてるのね!」って感じで言われたときに本当はhelpしてるんじゃなくて妻と一緒に育児してるんだって言い直したいのだがうまく言えない。
5日
子どもの日。朝某ミーティング。思っていたよりも建設的な、というか意味のある話ができてよかった。哲学対話の場では社会におけるマジョリティの言説が強化されるというような話題は、そういえば去年自分でも少し書いたことがあったのを思い出した。
https://researchmap.jp/taiji_ogawa/presentations/29965556
午後、前日に散歩したときに買っておいたかしわ餅を妻と食べる。うっかり葉っぱも食べてしまったのだが、これは食べないやつだっけ?桜餅は食べるんだっけ?ほぼ同じものなのにルールが違うなんて罠感がすごい。
6日
妻はコメダ珈琲へ。お昼前に行って昼食食べて夕方までだったので結構長い時間のワンオペ。私はラーメン作って食べた。子は昼過ぎに眠くなったのだけど、うまく寝かせてあげられなくて小一時間泣き続けた。すまぬ。私も子が寝たタイミングで一緒に昼寝。夕方、ベビーカーで二人で散歩。ブックオフで『亜人』を立ち読み。いいところだったのだけど、ぐずりだしたのでサッと立ち去る。
唐突にベランダから雲の写真を撮る。これで19:00ですよ。西は日が長い。
ようやく、尾脇秀和(2021)『氏名の誕生』ちくま書房を読み終わる。
細かい説明のところは難しく、十分に理解しないまま読み進めたところもあったのだけど、明治に入って、私たちにとって常識となっている「氏名」が成立するまでのゴタゴタのところは大変興味深かった。名前と一口に言っても現代のあり方を絶対視するのは端的に誤りだというのがよくわかった。夫婦別姓の話はちょろっと触れられていたけどもっと読んでみたかったな。
7日
午前中英会話。良い先生。日本人の名前の話。この話題は楽しいのでまた別の先生でもやりたい。フィリピンの人名の話聞いたら、「アメリカの植民地だったからアメリカ風の名前の人が7,8割くらいいる気がする」ってサラッと出てきて歴史を想う。
午後、お出かけ。子の皮膚科受診は妻に任せて私はスタバで読書。『哲学対話と教育』の中川さん(教室での対話、哲学対話の目的のなさ)、辻さん(原発禍)、川﨑さん(マジョリティ/マイノリティ)らの論考に唸る。自分はどんなふうに哲学対話に関わっていきたいのか悩む。
ユニクロや無印、西松屋、スーパーなどで買い物してミスド食べてから帰宅。夕飯は半額で売ってた焼肉。うまい。金曜ロードショーでやっていたタイタニックを観る。前編なのでまだ船は沈まない。氷山にも当たらない。
9日
昼は「明星 チャルメラ 宮崎辛麺」がめちゃくちゃ辛いので、牛乳を入れてアレンジして作ってみたのに、やっぱりめちゃくちゃ辛かった。
昼食食べつつ、「マジョリティ特権」についての講演を聞く。
聞いてる。 https://t.co/xqLa2db9UZ
— おがぢ🌘育休中 (@ogadi_ogadi) 2021年5月9日
とてもよかった。勉強になった。私はマジョリティ属性ばかりもっている。自分には見えていないものがたくさんあるという前提で常に生きる必要がある。
夜、妻は短歌の添削会なのでガパオライスを私が作る。終了後母の日なのでケーキも食べる。
おすすめしてもらっていた片野智治(2003)『構成的・グループエンカウンター』駿河台出版社読了。
哲学対話を始めたころ、ときどき「エンカウンター・グループ」とか「非構成的グループ・エンカウンター」とか、よく聞いていたけど、よくわかったいなかったものについて、少し整理をして理解できたように思う。進行役をファシリテーターではなく、リーダーと呼ぶことや、あえて活動の内容を細かく指示する理由に参加者の傷つきを防ぐ(自由度を上げればあげるほど参加者が傷つく可能性やリスクも生じる)ため、という話などが印象深かった。
メガネを外したあとでメガネをどこに置いたかわからなくなって探すんですけど、そのときにこそメガネが必要なのにそのメガネがない。世界の不具合。
— おがぢ☀育休中 (@ogadi_ogadi) May 8, 2021
離乳食が定着してきたからなのか、子のうんちの粘性と臭さが増してきた。妻は子の気持ちも考えずに「クッサ!」と大声で言うのだが、私はしっかり嗅ぐようにして、成長を味わっている。