窓をあけておく

窓を開けておくと妻にすぐ閉められます。

日記:2021年4月下旬のベビーカー

22日

朝ドラおちょやんが哀しい展開の朝。午前中に英会話。先生のとこにも同じくらいの赤ちゃんがいるそうで、レッスン中も背後から泣き声が聞こえていたが、誰が面倒見てるのだろう。外国の子育て事情がわからぬ。子は離乳食4日目。さらに順調に食べてくれているよう。午後、わたしは久しぶりに勤務先へ。献本を受け取ったり、某先生と話したり、某先生と話したり。

研究したかったのだけど、その時間はなく。帰りに子と散歩してた妻とおパン屋で合流。1500円買ったら800円分のクーポンくれると聞いて喜んで買ったのだけど、クーポンは100円の8枚綴り、かつ、500円購入で1枚使えるというものだった。800円分の割引受けたいなら4000円を5月末までに使わないといけない。これを「シュクルバンのワナ」と呼ぶことにしよう。意味はクーポンや割引に引かれてよく考えずに買いすぎてお店の戦略にハマってしまうこと。仕方ないので帰りにKさんの家に寄ってパン2つとクーポン200円分あげた。

 

23日

朝は件のパン。前日夜からTwitterで話題になっていた哲学対話の場で起きた加害の問題について、自分も何か発言しておくべきではないかと想い、1日どんよりとした気持ちでなにも言わないまま夜に。英会話くらいやればよかったのだがあまりそういう気にもならなかった。

午後妻はコメダ珈琲へ。子は昼寝して、しっかり哺乳瓶から飲んで、ちょっとぐずったけどまた寝てくれたのでよかった。一人でそのあいだに、映画『キャビン』を見る。予告編を見たときにはもっと怖くてもっと面白そうだったのだけど、全体的にB級というか肩の力を抜いてみる映画だった。特に人には勧めません。

キャビン(字幕版)

キャビン(字幕版)

  • メディア: Prime Video
 

夕飯。母が誕生日に送ってくれた牛タンを解凍していただく。めちゃくちゃおいしかった。

哲学対話のことについて、一言だけ呟いたのでよしとして寝る。

 

24日

子は小さじ3杯分のお粥にチャレンジし、なんなく食べていた。明後日くらいからは野菜もやるらしい。午後、妻が急にソフトクリームが食べたいというので、探したところ近くの「もち吉」にはソフトクリームがあることを知り、歩いて行ってみる。ネットにあった大盛無料(!)はすでに終了していたけれど、200円としては満足できるもので、お客さんもひっきりなしに来ていた。食後に店内でおかきやいなり餅、酢昆布を買って帰る。夜、親子丼を食べてから妻はオンライン歌会。一番になったのでしばらくは「127代ガルマン!」と呼ぼう。

田中克彦(1996)『名前と人間』岩波新書読了。名前や名付けのことが知りたかったのだけど、あまりそういうことは書いていない。ただ、「固有名詞が先か普通名詞が先か」とか「固有名詞はこどもを社会化するための基本的な道具(学校はそれを教えるところ)」とか「近代民主主義において、国民国家の平等な一員になるということは、自らの方言や民族語、名前を捨てて、中央が定めた言語へと同化することを意味していた」とか興味深い論点を得られたのはよかった。

名前と人間 (岩波新書)

名前と人間 (岩波新書)

  • 作者:田中 克彦
  • 発売日: 1996/11/20
  • メディア: 新書
 

 



25日

子はここ数日はうつ伏せのときに両手両足を上げてお腹だけでバタバタする飛行機にハマっている。すごく楽しそう。かわいいな。オリジナルソングを作って歌っている。妻が褒めるので調子に乗って大きな声で妻と二人で歌っている。今はサビしかないのでメロディ部分も考えたい!

 

26日

離乳食は初の野菜。かぼちゃ。ブレンダーもうまく使えて簡単に作れたし、よく食べてくれてよかった。天才かもしれない。お昼にマクドナルドに行こうという話が発展して、マクドナルドに行った後トイザラスでベビーカーを買うことに。以前行ったときに欲しいねと言っていたものが電話して確認したら置いてあるとのことだったので。まだ5ヶ月半なのに、7ヶ月からのB型を早めに買いにいく。定価は30000円するらしいやつが、店頭に置いてあって古い型ということで17000円で買えた。子もまんざらでもなさそうに座っていた。お風呂に入りながら、某Tくんの某申請書を読ませてもらう。人の申請書を読むのは楽しいので、自分の予定に優先してでもやってしまう。本末転倒。自分の研究しろ。夜は昨日なぜか買った半額のローストビーフで丼。

 

27日

深夜の授乳を妻に任せてしまうこと最近多い。早朝6時くらいから8時くらいまでは私が預かって寝てもらうこともあるけど、やっぱり深夜に起きる方が負担は大きいだろう。それもあって、この日の午前中は調子が悪いとのことで昼間たくさん寝てもらった。子はよく寝てくれたので、私も寝たり、ドラマ見たり。夜は空手へ。筋トレでゼーゼー行ってバテてなさけない。筋肉より先に心拍が上がりきって動かなくなる感じ。先生に足掛けをくらったときに首を打って痛い。鞭打ち。夕飯は空手に行く前に仕込んでおいたキーマカレー。深夜に二人で大豆田とわ子と三人の元夫をみる。まじ面白い。

 

28日

妻は物書きをしに近くのミスドへ。私は子守。夕方、ふと先日思いついたオリジナルソングの歌詞の「確かめに行こう〜」のところが「今すぐキスミー」とほぼ一緒だということに気づく。気づいてからは上手に歌えなくなってしまった。絶望しかない。これを読まれているみなさんにも、「今すぐキスミー」の音程とリズムで「確かめに行こう〜」と歌ってみてほしい。それです。

 

29日

妻は書き物をがんばるとのことで午後は子と寝室で昼寝して過ごす。無事書けたようでよかった。夕方、スーパーにベビーカーで出かけてみる。特に可でも不可でもないといった感じで大人しく乗っていてよかった。 

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ベビーカー越しに見下ろす頭もかわいい。

刺身を買って帰って、手巻き寿司。映画「私を食いとめて」をみる。のんさんの作品ほとんど見たことなかったけどなかなかおもしろかった。

私をくいとめて

私をくいとめて

  • 発売日: 2021/03/25
  • メディア: Prime Video
 

  

30日

早朝にオンライン英会話。4月は17日やったようだ。結構がんばったつもりだけど、それでもこんなものかー。毎日同じ時間に予約して、よりガッツリルーティン化しないと。子はかぼちゃを食べなくなってしまったので、今日はにんじんを試してみた。かぼちゃよりも甘みを感じるくらいのものだったのがよかったのか、今日は食べてくれた。明日もよろしく!

 

 

今週の逆立ち

 

育休1ヶ月やってみての感想

まずは本当にとれてよかった。感謝。自分はわりと仕事をしていると家にいても仕事のことを考えてしまったり、自分の職分を超えて気にかけてイライラもやもやと溜め込んでしまうところがあると思っているのだけど、こうやって人にお願いして現場を離れてみると、仕事は自分なしでも別に回るのだ、ということが改めて実感できる。そして自分もこうやって離れてしまえば、意外なほど職場のことは気にかからず過ごせるものだなあと思った。学校に行ったときに某先生とかの話をして、早い時期に良い仕方でそのことに気づけてよかったね、と言ってもらったけど、まさにそう。

子はもう当たり前に毎日可愛くて、前日のかわいさを余裕で乗り越えてくるのですごい。僕も子どものことが好きだけど、こちらから笑いかけるとあちらもたいていニッコリしてくれるので、あちはもこちらのことが好きなんじゃないかと思ってる。