こちらのつづきの1週間*1。
世間の週末はセンター試験でしたが、高専はそんなことは無関係なのです。
高校の教科書を使って現社や倫理を教えているので、もっと関心をもつべきなのだろうけど、今年はまだ問題も全然見ていない。
こちらの記事を見て勉強をさせていただいています。
高校での哲学対話のお手伝い
去年から月イチペースで伺っているとある県立高校での哲学対話実施のお手伝いへ。5時間目は2年生の「総合」、6時間目は1年生の「探究」、それぞれ4クラスで同時実施なので、私が個別のクラスに入って授業をするわけではない。進行は担任、副担任の先生方。
なので私の主な仕事は事前の担当の先生との打ち合わせと各クラスの担任、副担任が見るための資料作りのほうにある。そして当日教室を回って困っているクラスがあればちょっと間に入ってお手伝いをしたり、終わったあと簡単にコメントをしてみたりする。まだまだ全然力不足ではあるけれど、気持ちとしては先生たちに「伴走」*2させてもらうつもりでやっている。
今回は今年度のまとめということで、こちらから進め方の提案はせずに、各クラスの生徒さんたちの様子に合わせて担任、副担任の先生で考えてもらうようお願いしていた。
印象深かったこと。
いくつかのクラスは事前に問いを集めたりする時間がなかったので、最初の頃の授業で使ったことのある「てつがくおしゃべりカード」を使って、そこから問いを選ぶ方法でやってくださったのだけど、これが結構難しいようだった。
このカード、私も好きで授業で使うこともあるんだけど、結構トリッキーな問いもあって、問いにダイレクトに答えるというよりも、問いの意味やその比喩で言いたいことを思い浮かべつつ考えないとあんまり楽しくない問いもある。そして多数決をすると、意外にもそういう厄介な問いになってしまったりする。
たとえば、
なめくじを全部やっつけられる?
とか
ある日一日だけお日様が登らなかったらなにが変わる?
とか。
他方で、生徒さんたちの問いを事前に集めてそこから考えていたクラスは、程度の差はあれ、なんとなく良さそうな感じで、対話への集中も続いているようだったた*3。
要因はいろいろあるのだろうけど、やっぱり問いを出した人がそこにいるというのは少なからず大きいんだろうなあと思う。既成の与えられた問いじゃなくて、その問いが気になっている人、それを思いついた人、考えたい人が、そこにいて、それを一緒に考える、そのことには意味があると思うのです。
担当の先生には終了後こんな文面のメールを送った。
毎回様々な課題が見えてきますが、学校に、生徒さんたちに、先生方に、対話や探究の風土ができてくるまでには時間がかかるものだ、という風に思います。少しずつ少しずつですが、引き続きよろしくお願いいたします。
本音である。
今日の話を受けて再来週は全体のまとめとして、体育館で160人に集まってもらって、私がメインでやる予定。さてどうしよう。
読んだ本とか
今週に限らないのだけど、年末年始から続けて、いわゆる「発達障害」まわりのこと、知りたくなっている。
学校にいると、どうしても学生に勉強を教える、ってだけではなくていかに個別の支援につなげていくか、という問題にも関心が出てくるもので。。
paravi楽しい
年末に「グランメゾン東京」に途中からハマって、ちゃんと見たくなって1ヶ月の無料体験で入会していた。「逃げ恥」見たり、大食い番組見たり、孤独のグルメ見たり、きのう何食べた?見たり楽しんでいたんだけど、なんと、解約しそびれてもう1ヶ月見られることになっ(てしまっ)た。
Amazonプライムで普段から映画を見ているけど、paraviはテレビドラマが見れるので違った楽しみがあって、週末はかなり時間をとられていたり。。
きっとNetflixに手を出したら終わるんだろな。。
妻の運転で...
週末は近くの小さめのモール(?)に行く。
私の家のそばには家系ラーメンがないので、 そのモールの近くの家系ラーメン屋さんに行くのが目的の一つ。美味しかったけど、やっぱり関東のお店のほうが美味しいような気がした。
モール到着後はゲーセンに吸い込まれていき、(私が)、メダルゲームを一瞬で終える。(お金が吸い込まれた)
続・記事が公開された。
でもやはり会員ではないので読めない。。
高校で行うための工夫
— 教育新聞 (@kyoiku_shimbun) 2020年1月17日
前回は私の勤務校の高専で取り組む哲学対話を紹介した。読者の中には「40人規模のクラスで円になって哲学対話ができるなんて本当だろうか」などと思われた方がいるかもしれない。そこで今回は、授業に哲学対話を取り入れる上での工夫を紹介したい。https://t.co/lENtw2q9Nr
私の担当分はこれで終わりだけど、あと7回続くはず。お楽しみに。