窓をあけておく

窓を開けておくと妻にすぐ閉められます。

2019年1月1,2週

年末年始にこちらの記事に刺激をいただいて、

研究や会議などの資料をOneNoteでまとめてみようかという気持ちになり、

導入を始めたところ。(まだiPadSurfaceも買ってないけど)

www.s-locarno.com

ついでに、以前はEvernoteでつけていたことのある一言日記もノートブック「日記」を作りやってみることにした。

 

で、それをもとにしつつ、ブログにも雑記として書いてみようかなと思ったのでとりあえずやってみる。日にちは特定せず、日々のことをざっくりと書きます。

 

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年末年始の帰省時に甥っ子と行ったスーパー銭湯の年越しそば。甥っ子がエビが食べられないそうで一尾もらったので豪華になった。
仕事を再開した

初日は慣れない感じでふわふわと過ごしていたけれど、学生が登校してきて授業が始まるとそんなことも言っていられない感じで、早速慌ただしくしているつもり。ただ初日の授業はパッとせず、7、8限目の授業は学生さんたちも眠いし、こちらもダラダラと話をしてしまうしで、大変よくなかった。反省。

 

専攻科の授業

今年度後期は本科卒業後の専攻科の授業(大学3年生に当たる学年)を担当しているのだけど、いろいろ考えた末に原発と科学技術の関わりを考えるようなものにしたいと思い、このテキストの一部を少しずつ読み、ディスカッションをする授業をしている。 

災害に向きあう (高校倫理からの哲学 別巻)

災害に向きあう (高校倫理からの哲学 別巻)

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2012/07/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

30人弱の受講者なので哲学対話もやればできるはずだけど、あまり全員での円にこだわらず、グループディスカッション⇨発表⇨再度グループディスカッション、みたいな感じでやることが多い。

 

 (当たり前だけど)ふだん本科生の授業をしている身としては専攻科生さすがだなあと思う一方で、技術者、専門家になる人たちとしては危うくないか?という感覚も飛び出したりで、毎回勉強になっている。

 

でも今、教科書に指定した本をどこかで無くしたようで、とても悲しい。

 

 

面談は難しい

担任学生やそれ以外で頼まれた添削案件など、学生さんと個別で話す機会が去年よりも増えているんだけど、時間のかけ方、声のかけ方は毎回難しい。もっと聞き手に回りたいと思うのに、気づいたら自分がベラベラと話していることばかり。人の人生にどれほど踏み込んでよいものか。

 

よく研究室に来る学生さんと

哲学対話愛好会(仮)の会長は放課後よく研究室に遊びに来てくれるので、調子に乗っていろいろ哲学の入門本を貸している。年末年始に貸した本では、飲茶さんのニーチェ解説が一番良かったらしい。飲茶さんは偉大。

飲茶の「最強! 」のニーチェ

飲茶の「最強! 」のニーチェ

  • 作者:飲茶
  • 出版社/メーカー: 水王舎
  • 発売日: 2017/11/30
  • メディア: 単行本
 

 そろそろ一緒にニーチェの邦訳書を読んでみるのもよいかなと思ったけど、なにを何の訳で読めばよいのか、わからず、挫折。

 

彼に自慢げに「研究室の机を今の長机から台形のものに変えようと思っている」と検討している机を見せたら、「大きさは大丈夫ですか?」と言われ、その場で15cm定規を駆使して測ってみる。ちょっと大きいが問題無いと思い、私はさあ買うぞという気持ちになっていたのだけど、「ちゃんとメジャーで測った方がよくないですか、買ってから大きすぎたら良くないですよ」というまっとうなアドバイスをいただき、シュンとする。

 
記事が公開された

NPOのメンバーで分担して書いたこども哲学の記事の担当分が公開された。

 が、会員でないので読めない。。。

 

2019年下半期の読んだ本とか買ったものとか

冬休みの勢いで、もう一本書く。

 

以前も書いたことはあるのですが、このブログ、amazonアソシエイトアフィリエイトをしております。自分の備忘録の意味もあるし、冬休みのちょっとしたお小遣い稼ぎの意味もあること、あらかじめご承知おきくださいませ。

 

全然読めていない。積ん読が増えるばかり、である。

 

 

新科目「公共」 「公共の扉」をひらく授業事例集

新科目「公共」 「公共の扉」をひらく授業事例集

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 清水書院
  • 発売日: 2018/11/12
  • メディア: 単行本
 

相変わらず「現代社会」の授業を考えるときに、なんだかんだこの本をなんども読んで、いいネタがないか探しています。(もうなんども目を通しているので真新しいことはないはずなんだけど。。) 

 

新科目「公共」どうなるのでしょう。高専は直接は関係ないようでも、教科書問題があるので引き続き気にしています。

 

災害に向きあう (高校倫理からの哲学 別巻)

災害に向きあう (高校倫理からの哲学 別巻)

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2012/07/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

今期は昨年はやらなかった授業として、専攻科(大学3年生相当の人たち) での授業を数回もつ必要があって、そこでこの本から児玉先生や直江先生の文章を学生のみなさんたちと読み、議論する授業をやってみている。

高校生向けの本ということになっているけど、私の実感としては高校生と授業でこれを読むのはかなりハードルが高いけど、高専上級生ならできそう。

本とは関係ないけど、3.11の記憶自体が、今の20歳前後かつ中国地域在住の人たちにとっては私とはだいぶ異質なものであることにも授業をしてみて改めて思い至るのでした。

 

女性のいない民主主義 (岩波新書)

女性のいない民主主義 (岩波新書)

 

 ジェンダーの授業をする予習もかねて。

とても勉強になった。

「では、女性はどこにいて、何をしているのだろうか」「あの政治家が行なった選択は、その人が男性だったことと、関係があるのだろうか」などと問いかける習慣

 身に付けたいです。

 

以前も紹介したけれど、

私たちのなかにあるバイアスを紹介するときに、このクイズをやってみて、本書の序文をもとに解説をする、という授業をしています。クイズは(○問以上にお菓子をあげる、と煽るから、だろうけど、学生たちの予想を裏切るものが正解に来るので)大変盛り上がるのでよいです。 

 

人は語り続けるとき,考えていない: 対話と思考の哲学

人は語り続けるとき,考えていない: 対話と思考の哲学

 

 

哲学対話関連でこの秋の新刊。

実はまだ全部は読めていないのだけれど、河野先生が哲学対話について突っ込んだところ、どう思っているか、考えているか、知れるというのは今までありそうでなかった本なので貴重。

 

 

 

 

 昨日買って今日読んだ。

1、2巻ころの女子高生の日常×SF的な要素そのものは、実は変わってないんだけど、

 でもやっぱり当初の感じからは予想してなかったような展開で、だいぶグッときてしまった。

 

 

 

あまり本を読めなかったなかで、ということになるけれど、下半期に読んだ本では一番印象深いかもしれない。
 
居るのはつらいよ: ケアとセラピーについての覚書 (シリーズ ケアをひらく)

居るのはつらいよ: ケアとセラピーについての覚書 (シリーズ ケアをひらく)

 

TBSラジオ 文化系トークラジオ Lifeを聞いていて紹介されていたので買った本。

わりと分厚いけど、物語ベースで書かれているので、すらすらと読めてしまう。でもほんとうはスラスラとは読めないような分厚い話が書いてある。

「いる」=「ケア」を「する」=「セラピー」と対置させて、当初は専門家としてクライアントの傷を癒すセラピーをすることに関心を持っていた主人公が、沖縄のデイケア施設での勤務を通して、ただそこにいること=ケアすることについて考えていく、お話。

でも、主人公は数年でそのケア施設に「ただ、いる、だけ」 が続けられなくなってしまう。

ケアする人がケアされない。そのとき、ブラックなものがあふれ出す。それは僕だけの問題ではない。介護施設もそうだし、児童擁護施設もそうだし、学校の先生も、あるいは心理士そのものがそうかもしれない。日本中のケアする施設とケアする人に同じことが起きている。給料が安くて「いられない」場所もあるし、給料が高い代わりに「いられない」場所もある。*1

適切な引用になっているかわからないのだけど、「ただ、いる」場所を維持すること、ケアをする立場の人がそこに「いつづける」ことはとても難しく、脅かされやすい、ということ。本当は「アジール」(避難所)だったはずのところが、とたんに「アサイラム」(収容所とか刑務所とかの管理施設)になってしまう。アジールもアライラムもどちらも「する」ではなく「いる」に主眼を置くという意味で、外見上はあまり変わらないこともあるけれど、その中身は「いる」を支えるか、「いる」を強制するか、で大きく変わる。特に本のなかではこれが市場の原理や経済性、効率性と合わせてもっと踏み込んで語られている。

 

これは著者がいうとおり、学校の先生にも当てはまる、のだ、と思う。

2019年は土屋陽介さんの例の本*2

で、学校での哲学対話と「アジール」という言葉を結びつけて語ることができる、ということが知られたタイミングでもあって、この本の語りは余計印象深かった。

 

その他もろもろ 

はぁって言うゲーム

はぁって言うゲーム

  • 発売日: 2018/11/23
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 デパートかどこかのおもちゃコーナーで見かけて、ネットで調べてみて、おもしろそうだったので買った。友人との飲みの席でもとても盛り上がったのだけど、授業で使えるのでは、という気がしたり。

これをやってからふりかえりつつコミュニケーションの難しさ、演じるということの気恥ずかしさ、同じ言葉でも意味がこれほどまでに多様であることの興味深さ、について触れてみたり、そこからさらに問いを立ててて哲学対話をしたり、できそう。

まだ自分の学校では試していないんだけど、一足先に妻の非常勤先の中学校の授業(国語)でまずはゲームだけ、で試してもらったけど、反応はかなりよかったらしい。

来年は自分も。

 

カランコエの花 [DVD]

カランコエの花 [DVD]

  • 出版社/メーカー: オデッサ・エンタテインメント
  • 発売日: 2019/05/08
  • メディア: DVD
 

公開当初から気になっていたのだけど、山口周辺ではなかなか見るチャンスもなくて、先日ようやく観た。

 

 

40分くらいのコンパクトさと、観終わったあとだれかと感想を話したくなるようあんもどかしさがあるのが良い。

授業で全体で観るにはデリケートすぎるけれど、これを観てから対話をするようなイベントが学内でできたら、とてもよいと思う。

 

 

 

哲学対話の問いを班で考えるときに、各班に渡して、書いた上で前に出しにくる、というのがやりたかったので買った。10枚でこの値段なのでコスパは良いのだけど、磁石は付いていないので別途強力なマグネットをたくさん用意しないといけない。それでも使い始めは結構いけるのではと思ったし、問い決めだけじゃなくてグループで哲学対話をしてもらって、その結果を一言で書いて最後に発表、とか、そういう活動にもできた。(ホワイトボードミーティング、もっと勉強したい。)

だけど、レビューにもあるように、数回使うとボードに黒ずみが残ってしまうようになったり、やっぱりマグネットの使用がめんどくさい。

ある方から「A4の紙でよくない?」と言われて、それもそうかと思ってしまうのでした。

 

SUZUKI スズキ スクールタイマー4plus STEX-04P

SUZUKI スズキ スクールタイマー4plus STEX-04P

  • 発売日: 2018/12/10
  • メディア: エレクトロニクス
 

グループワークとか小休憩とか、時間をはかって示したいときに、前はipadを持ち込んでタイマーアプリを表示したり、今は大きめのキッチンタイマーを使ったり、 試していたんだけど、餅は餅屋という感じ。値段は高いけど、大変シンプルなうえに基本的な機能があるので今のところは大変満足。値段は高いです、はい。

 

 

 

今年前半に買ったものだけど、わりと便利である。一つのUSBポートにさせば3つとも使える。

ふつうのキーボードだと手首が痛くなるんだけど、この特殊な形状が私には心地よかった。

ワイヤレスで別個でテンキーがあるのも、得点入力とか特別な用のときにパッと出せて使えるのも地味に良い。

 

スカイプビデオ通話とかのため。まだあまり使ってないけど、今のところ大きな問題なし。

 

研究室でのちょっとした会議とか集まり、あとは来年度もやる予定の10人程度の学生と行うPBL型授業などでも使えそうなので購入を検討中。

こういう小型のものでも十分なのか、A4サイズくらいのもののほうがやっぱりよいのか。。。 

 

番外編

下半期一番印象深い本、というと手前味噌ですが、この本になってしまう。

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ありがたいことに文フリ当日、およびその後の通販もたくさんの方に購入いただき、現在はもう品切れなのですが、年明けにまた以下のサイトで購入できるように準備中のようです。どうぞごひいきに。

 

shizukahori.theshop.jp

 

 

*1:p. 306

*2:

僕らの世界を作りかえる哲学の授業 (青春新書インテリジェンス)

僕らの世界を作りかえる哲学の授業 (青春新書インテリジェンス)

 

 

冬休みだ!今期の振り返りとか

あー、ブログ画面をひらくのがちょーー久しぶりです。

 

勤務校は4学期制を敷いていて、ちょうどブログを書いていなかった時期は2カ月の夏季長期休業が空けた10月から今日まで、おおよそ三学期まるまる、ということになります。

 

いやあ、なんだか忙しかった。

 

なにが忙しかったのか

授業がとても忙しかった、というわけではない、はず。昨年も、今年の前半にもやった授業をベースに別クラスにやっていく、というのが基本だったので。

でもわりと終始授業準備をしてたような気もする。

 

あとは、担任業務でイレギュラーな案件が複数生じていたというのが大きい。勤務校は職員室はなくて教員は個人の研究室で仕事をしていることもあり、他の担任が学生たちにどう関わっているかが見えづらい。それに伴って、学生にどうやって、どれくらい関わるかの担任の裁量がかなり大きい。

 

たくさんの先生に公式、非公式に助けていただいたこの2、3ヶ月だったけど、自分の関わり方が正解だったかも検証しようがなくて、難しい日々でした。

 

 

最近の哲学対話

授業では哲学対話、ぼちぼち続けています。

 

今期前半の新しいチャレンジは、

哲学対話、したくない人は円の外で観察係に回ってもいいし、教室の外に出て自分で考えたこと紙に書いて提出してもいいよー、 

というものでした。

 

p4c-essay.hatenadiary.jp

 

 

でも実は今期はいろいろ理由はあるのだけどそれは採用していなくて、むしろ対話する人と円の外で観察する人を分けて交代して対話する、といういわゆる金魚鉢対話(フィッシュボウル)*1に本格的に取り組んでみた。

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いらすとやさんより

  

当初メリットは

  • 一度の対話の人数を半分にできる
  • 時間も短くはなるが、その分ダレてしまうことなく、むしろもっと考えたい、というところで対話が終わる 

という点にあると考えていたのだけれど、ほかにも

  • 観察してメモをとりながら円の外から「よく聞いて考えること」に焦点を当てられる
  • それをワークシートなどで可視化することで、哲学対話の授業の評価の問題にも光を当てることができそう

といった効果もありそうで、今のところ、私としても学生の反応としても感触は悪くないかなという感じではある。*2 

 

 

オンラインでの課題提出とか

12月中旬からは第四学期が始まっている。

ここは、今年前半同様、哲学対話をたくさんする、というよりも、哲学エッセイを少しずつ書く、という活動をメインに据えることにしている。 

 

p4c-essay.hatenadiary.jp

 

それとは、別に、今期から試してみるのは、学校が用意しているオンライン学習用のプラットフォームの活用*3

 

たとえば数学はオンライン上でのテストを課したり、社会科の同僚の先生でも毎回の小テストをしたりしているのは知っていたんだけど、導入するまでの手間を考えてしまってなかなか踏み出せずにいたのです。

 

でも、今期別の授業で使いたいこともあって、倫理でも取り組むことに。

基本的には、

ほぼ毎回の小テスト大福帳の二つともを次回授業までに各自やっておいてね、というもの。*4

 

まだ運用し始めたばかりで、こちらも、また学生さんたちも戸惑っている部分もあると思うのだけれど、

記号選択式や○×式の小テストについては自動的に採点してくれるし、設定をいじれば学生は複数回チャレンジし、全問正解を目指すこともできる(それを成績へ反映させる)、大福帳も自分の字の汚さを気にせずにコメントをつけることができる、といったメリットがあるのはよくわかる。

 

ただし、どうしてもスマホ中心の学生さんたちにとっては、画面が見づらい、入力しづらい、など操作性に難があるようでストレスも大きいみたい。先生たちのやりたいことをなんでも実現できるように、機能を多くつけすぎていて、どこになにがあるかがわかりづらい、というのはこういうツールのよくないところ、だと思う。高専生は一人一つoffice365用のアカウントは付与されているので、外部ツールに頼らずofficeとかあるいはgoogleとかでやればよいのかもしれないけど。。

 

とにかく、私個人にできることは、課題までなるべくシンプルに到達できるように工夫すること。

 

あとは、特に大福帳については、紙で提出することも認める、かどうか。

ただ、これはこちらがめんどくさいという以外は認めない理由はないので、年明けには認める方向で運用方法を考えたいところです。

 

 

人が訪ねてくれるのがうれしい

あっという間の慌ただしい、2019年下半期で、まとまって本を読んだり、書いたりはほとんどできなかったし、報告できるような実践もあまりしていないのですがそれでも、

 

とある取材が入ったり(まだ公開はされていない)、

同じ市内の高校の先生が授業を観に来てくださったり、

東京からも先輩の実践者が訪ねてくれたり、

 

見つけてくれる人、気にしてくれる人、覚えてくれている人、がいるのがとてもうれしいし、励みになります。

 

山口、遠いですけど、ぜひ遊びに来てやってください。

来年もどうぞよろしくお願いします。

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関門海峡。ゲストが来てくれてるとたいてい下関を案内することになっている。

*1:

www.ourfutures.net

*2:ただし、例外的に、「時間が足りない、もっと話したい」「前半のグループに配置されると、対話が温まってきたころに交代になってしまってもどかしい!」といった反応もあった。

*3:全国の高専ではBlackboard Learnというサービスを使っています

*4:ちなみに、授業外に課題をたくさん出すのはどうか、という議論もあると思うのですが、このオンライン課題を取り入れる科目は、授業時間外での十分な事前・事後学習課題を出すことで一単位と認めるという決まりのある科目(「学修単位」です