高専てつがくは発狂する

「こどもの哲学」(P4C)とそれにまつわるものたちでテキストを書こう。みんなで書こう。これからは日々のことも綴ってみようと思います。

「哲学おしゃべりカード」で問いあてゲームをやってみる

授業時間が少し余って、試験前で、がっつり哲学対話をするわけでもないなあというときに、パっと思い付きでやってみたら、思いのほか面白かったのです。

 

使うのは、「てつがくおしゃべりカード」です。
てつがくおしゃべりカード (哲学カード)

てつがくおしゃべりカード (哲学カード)

 

 トランプのようなサイズのカード50枚には、それぞれかわいらしい絵と一緒に一つ「問い」が書いてあります。「なぜ人には名前がなければならないの?」「木と葉っぱはお友だち?」「だれかがあなたの未来をぬすむことはできる?」「悲しみはスイッチで消すように消せる?」などなど。

 

 公式の使い方はこちら。

『てつがくおしゃべりカード』の使い方
『てつがくおしゃべりカード』を使った「てつがく授業」は、6人から10人ほどを円座にして、指導者または子どもたちが選んだ1枚のカードの問いを基にして、誰からでも自発的に考えを述べることから始まります。
指導者は、すべてのカードの裏面に書かれた問いをヒントに、子どもたちの考えがさらに一層深まるように刺激します。
大人は意見や考えを押し付けず、子どもたちには他の人の発言をきちんと聞くようにし、誰もが安心して発言できる雰囲気を作り出しましょう。
それだけで、子どもたちは心地よく自由な発想と思考を深め、友だちの言葉にも熱心に耳を傾けられるようになります。

 

こうは書いてあるのですが、なかなか40人近くの授業では使いづらく、どうするのが楽しいかなと私も、周りの実践者も思案しています。

 

遊び方はインディアンポーカー*1っぽい。

トランプじゃなくて、言葉でやると、NGワードゲームともいうみたい。

飲み会とか合宿の夜にやったら盛り上がるやつ。

www.sapporo-youth.jp

 

授業でやったやり方

1. 4,5人でグループを作ります。

2. グループの人数分、おしゃべりカードを伏せたまま配ります。

3. 一人一枚カードを選び、自分で見ないようにしながら相手に見えるように表を前に向けておでこに掲げる。 

4. グループで、問いを確認しながら、話しやすそう、考えやすそうな問いを一つ選ぶ。

5. その問いについて、問いそのものを言わないように気を付けながら、なるべくふつうに対話。

 その問いのカードを持っている本人は、話されている自分の問いを予想しながら、対話にも参加。ちょっと外れてるかもでも、なんとなく自分も答えてみるほうが楽しいよ。

6. 少し時間がたったら、問いを予想、当ててみる。当たらなかったらさらに続けてもよいし、答えを確認して、別の人の問いについて対話を始めてもよい。

 

一つゲーム性が加わると、高専生も楽しそうにやってくれるんだなあとうれしくなりました。

学生曰く、

  いつも、哲学することがちょっと難しくて、自分の考えをまとめることができなかったが、これは思ったことがすぐに言えるし、自分は答えがわからないワクワク感があってすごく楽しく哲学対話ができた

  そうです。

でも、まだ私はみんながやるのを見ていただけなので、楽しそうだなあという感想しか実はないのです。やりたいので、だれか研究室にやりにきてください。

 

 

地方住まいを実感する

昨日、今日は東京では海外からのゲストを迎えて、こどもの哲学のちょっとしたお祭りムードみたい。もちろん、飛行機に乗ればすぐ東京なので、永遠の距離ではないのだけれど、授業を振り替えするとなると、なかなか心理的なハードルが生まれてしまう。

別件でも人と連絡をとっていて、自分が少しずつ最新のネットワークから外れているのかもなあと思うこともあったり。まあ、むしろ今までが複数の優れた実践者の人たちと頻繁に顔を合わせられるような環境にいただけなのだけれど。

 私のようなちょっとのハードルをすごく億劫に感じてしまうところがある人間にとっては、地理的な距離は心理的な距離にもつながるんだなあ。

 

もちろん、これはこれでやっぱり大事なことだと思っている。この二か月の生活や職場の環境に満足もしている。じっくり自分の実践と目の前の学生さんたちと学校とに向き合い、ちゃんと休日は妻とゆっくり過ごすこと。

 ブログもそんなわけで、面白くなかろうと、生存報告もかねてこつこつ続けていきます。

わたしは今夜も空手に行きます。ムキムキでキレキレを目指す。