窓をあけておく

窓を開けておくと妻にすぐ閉められます。

日記:2021年7月下旬のタルトタタン

今週のお題「好きなアイス」

かつてはスイカバーだった。日記の中で夫婦揃って大好きだったはずのスイカバーを今年はあまり美味しく感じない話と今年も美味しいハーゲンダッツを食べた話をしてます。

あと映画『あまくない砂糖の話』を見て砂糖を控えようと思ったはずなのに、見た後も相変わらず甘いものを食べ続けていることに驚愕しました。

 

21日

副反応もうなくなってスッキリ。 

p4c-essay.hatenadiary.jp

(前回はワクチン副反応にぬるぬると苦しんだ日々) 

 

朝、子の離乳食。悲しいことにご飯もほぼ食べなくなってしまった。同じスプーンで水をあげると飲むので、はっきり米粒がわかって嫌がっている。さらに昼前に冷凍してたカボチャのペーストをあげてみたら、オエッと吐いてしまった。一時期食べれたのにな。少し前食べてたお魚せんべいや野菜せんべいも渡すと手には持って、口に持っていく仕草はするのだけれど、手をバタバタさせて落としてしまう。何度上げてもそうなので、食べることの楽しさとかを忘れてしまったのかも。こっちが無理やりあげすぎたか。

昼前にオンライン英会話を終わらせてから下関。唐戸市場の2階の回転寿司。平日だから大丈夫と思っていたら並んでいてびっくり。混み合う店内で寿司を食べる。うまいが、思っていたほどでもない。外食は難しい。その後大丸。妻のメガネ探しにJINSへ。県内にはJINSがここくらいしかない。一通り見て気になるものもあったけれど、2年くらい前に買ったものがぶかぶかで使えなくなっていて、それを矯正してくれたので今回はそれに満足することに。あとは西松屋ダイソーに寄ったり、東北フェアでずんだ餅を買ったり、たまたまセールしてたTシャツを買ったり、した。

子は大丸で2回うんちした。最後に惣菜売り場で半額だった中華弁当を買って帰る。お出かけは気分が変わるので楽しい。心地よい疲れ。

夜、アーダコーダの学校派遣案件に関わっている人たちに声をかけての勉強会初回。久しぶりにこういう場を自分が企画したけどとても良い場になったと思う。いろんな個性やスキルを持った人たちが関わってくれているのを知れてよかった。無理のない範囲でまた続けたい。

 

22日

妻は午前中に新聞の数独に加えて漢検準一級の勉強をするというルーティンを身につけている。子が昼寝をしている隙にさっとやってる。私は英会話は休みがちだというのに。

午後、市民無料券があったので近くの猿ばかりいる動物園へ。良いお天気だけど子が特に暑そう。初動物園だったけど、あまり動物をしげしげと見る感じでもないし熱中症が心配だしで楽しめず。同僚の某先生にもお会いした。

夜ガパオライスを作る。深夜、妻と『あまくない砂糖の話』を観る。

カロリーの総量ばかりが注目されるが大事なのはなにからカロリーをとるのかだ、ということが言われていて、言われてみれば全くその通り。無駄な砂糖摂取を控えたり、少なくともジュースとか控えようという気持ちになるも、気づけば映画観ながら二人でジンジャーエール飲んでた。 

寝る前に妻と離乳食や授乳のペースのことで話す。ちょっと育児生活疲れを感じて困ってる。

 

23日

朝、「おかえりモネ」が楽しい。午前中、子は離乳食、お粥の代わりに以前少しあげたほうれん草などの粉末をお湯に溶かしたものをあげてみた。スープ風なら飲むので、お湯を少なくしてペーストでもなんとなく食べてた。

午後、家にいてもマンネリ感があるので、ちょっと離れたショッピングセンターに行ってみる。なんてことはない田舎の施設なのだけど来たことのないところは楽しい。農協の野菜売り場が充実していて山口の野菜をたくさん買う。安かったりんごでタルトタタンを、セロリでミートソースを作ろう。帰りに近くのガストへ。妻は前から食べたかったパフェを、私は悩んでフォンダンショコラみたいなやつを。どちらもメニューではソフトクリーム添えとあったけどバニラアイスに変更されていて、かつ妻は量質ともに大変不満なようだった。私も思った以上に甘くて食べ進めるのが大変だった。二人ともケチだから飲み物頼まずに水だけで乗り切ろうとしたからよくなかった。前日に砂糖のリスクの映画を観たばかりなのに何をやってるんだ。外食は難しい。ガストが悪いのか、私たちが悪いのか。

夜、オリンピックの開会式を少し見る。長いので途中でやめて寝る。

  

24日

午前中、某キッズスペースへ。土曜日なので父親が多いかと思いきやお一人だけ。他に双子ちゃんが2組いた。子ははいはいを中心に楽しく活動していた。夕方、市内某所でのビアガーデンイベント。今回は「浴衣で盆ダンス」と銘打ってあるので、某Kさんに声をかけ全員浴衣で行ってみることに。妻もお酒を飲みたいとのことで、電車で向かう。座って飲食できるスペースもあり、食事も美味しい。よさこいの人たちが目の前で踊ってくれる。子は大きな音量の中でも寝てくれたので、予定より2時間くらい長くいた。私も楽しかったけれど、久しぶりにお酒を外で飲んだ妻がとりわけ楽しそうだった。結局終電(21:27発)で帰宅。妻は子を寝かしたあと、カップうどんを食べてた。

 

25日

朝、卵焼きサンドを作る。日中は前日の疲れもあり家でゆっくり過ごして夕方、以前テレビでみた家政婦の志麻さんのタルトタタンが作りたくて、買っておいたりんごを煮始める。せっかくなので子用にも別でりんごを煮詰めてよく潰してあげてみたら、りんご汁の段階でオエってして吐いてしまった。初見の味が受け付けないんだろうなあ。こうなっちゃうと2回目あげるタイミングがわからない。その後、食材の買い出しへいつものスーパーへ。2階のおむつ替えスペースの隣にある小さなプレイスペース、コロナ禍で2、3ヶ月使えなかったんだけど解禁されていたので少しだけ遊ぶ。同じくらいの赤ちゃんとたまたま一緒になり、二人が見つめ合っていて可愛かった。買い物は惣菜や刺身の半額を狙う。最初は2割引だったのに買い物終盤、もう諦めかけたときに刺身が半額に。これで手巻き寿司でもしようかと考えたけど、妻的にはピンと来なかったようで、色々揉めた末にいつもちょっと値がはって買えなかった惣菜屋のお弁当が半額だったので買う。追加で半額の鉄火巻きとネギトロ、タルトタタン用のパイシートも。夕方の割引時の買い物はお得なことも多いけど、二人の意見が割れることも多いので結構疲れる。遅くなって帰宅。子を急いで風呂に入れて、弁当を食べる。妻が美味しくて感動していたのでよし。

一方でタルトタタンについては煮ていたリンゴにもっとキャラメリゼ感がないとダメだとダメ出しを受けて初めてキャラメリゼ感が必要なお菓子だと気づく。私はタルトタタンという響きに惹かれただけであまり完成図や味のイメージができていないので、レシピのポイントがわかっていない。確かにレシピには「砂糖と少量の水を煮詰めてキャラメル状にする」みたいに書いてあるのだけど、それがどれほど重要な工程かがわかっていない。妻には作るならあらかじめインスタとかで完成図を見てイメージしろとかテレビで志麻さんが作ってるときなに見てたんだとか言われるんだけど、なんというか料理への習熟度が違うと同じ映像や体験をしていてもそこから受け取る情報量やクリティカルなポイントには大きな差があるんだと思う。自分だって哲学対話とかしてるときのポイントへの意識や気づきなら少しは自信がある。そういう経験値と学びをもっと深めていかないといけない。落ち込みながら煮ていた鍋からフライパンに移し、砂糖とバターを足して焦がすように火にかける。もうだいぶ身もほろほろと崩れてしまったものの少し雰囲気が出てきたので、パイシートを乗せてオーブンで焼く。35分くらいでできた。見た目はあんまり美しくないけど、タルトタタンとアップルパイのあいだくらいの味にはなったかな。自宅で食べるには十分の味かなと思うのでとりあえずよかった。

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パイ生地がはみ出てる。

 

26日

朝、妻、眩暈がするという。今日一日は起き上がったり、立ち上がるのも辛いかもとのことで家事育児を私中心で回す。予定はしていなかったけど、家でゆっくりしてもらうために急遽予約をして子と午前中、キッズルームへ。たくさんの親子がいて盛況だった。その場にいる成人男性は私1人なのでなんとなく気が引けて疲れる感じも味わう。なんで疲れるんだろ。子はいつも通り、マイペースに過ごしていた。

帰りにコンビニでおにぎりなどを買い帰宅後食べる。夕方妻に1時間ほど子を任せて学校の健康診断へ。さっと終わらせてGEOで「アマデウス」借りて帰る。 

まだ観てないのだけど。 

夜、スイカバーを二人で一緒に食べる。

 

 

27日

午前中、キッズルーム。妻に車で連れて行ってもらうつもりだったけど、1人で運転は不安とのことで一緒に行って私は図書館で本を読んで待つことに。キッズルームで妻は以前会ったお母さんからLINEを聞かれ友だちになったらしい。ママ友だ。私は図書館で某お仕事について引き受けるべきか悩んでいたらあっという間に時間が経った。不安多し。夕方、茄子の揚げ浸しを作る。おりえさんのレシピ。最近は拍手ができるとかわいいよねということで、子の前で歌を歌って手を叩いてみせてる。今日初めて手を叩くマネをしたように見えた。

夜、空手。先生の代打で指導。すごく久しぶりで緊張したけど、皆さん協力的にやってくれたおかげでまあなんとかなったのでよかった。たまには指導も楽しい。ほとんど体を動かさなかったのに、一回だけ見せたお手本のときに腰をやってしまったようでめちゃくちゃ痛い。

 

28日

朝、腰が痛い。午前中、洗濯を普通に一回、マット類をまとめてもう1回する。その間に整骨院へ。結局、腰の痛みを直接どうこうというよりもその周辺の筋肉の凝りをほぐすような感じになって、即効性はないようで続けて通うか悩む。昼は焼きそば。子は離乳食は食べなくなって久しいのだけれど、実は「ハイハイン」という赤ちゃん用のせんべいは視界に入れてやるとすごい勢いで掴んでウーウーと満足そうな声を出しながら食べている。つかみ食べならいけるのか。そこで妻がじゃがいものおやき風のものを作ってくれた。お昼にあげてみたのだけど、興味をもってつかみはするものの口元に近づけてもほぼ食べず。代わりにハイハインを見せたらそっちは食べる。見た目は似ててもはっきりわかるみたい。好みの味とか匂いがあるのかな。午後、時間をもらって学校に一人。某学会の発表内容メモの作成。ずっとやんなきゃと思って胸に引っかかっていたのだけれどやっと着手できた。いくつか関連しそうな本や論文に目を通したり、英語論文をDeepL使いながら読んだりしたうえで、一応暫定的な共有資料は作れた。まだまだ時間が足りなけれど、文献まとめて読んだりして勉強するのは楽しいな。大学院生の頃に戻って勉強したいよ。いや、精神的には辛かったから実際は戻りたくはないのだけれど。帰宅後、風呂や寝かしつけ、夕飯作り。妻に寝かしつけてもらっている間、私がブリの照り焼きとニラと卵のスープを作る。美味しくできてよかった。 

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おいしかった。

29日

午前中、3人でゆっくり。子にはかぼちゃのペーストを水で薄めたものをスプーンであげてみるもあんまり飲まない。水ならすぐ飲むのだけど。まあ逆よりいいか。

妻は昼前にコメダに出かける。私はカルボナーラうどんを昼食に。そのあと某勉強会にて哲学プラクティス連絡会に出す企画会議。なんだか大きな話になってきた感もある。子はその途中から夕方まで長く寝てた。学校に育休中の図書の研究費による購入についてずっと問い合わせていて、ようやく許可が出たのでamazonほしい物リストなどを見て17冊購入依頼。全部すぐ読むわけじゃないけどまあいいでしょう。

夕方、引き続き腰が痛くて子の寝かしつけに手間取る。夕飯はゴーヤチャンプルー。食後、妻はゆっくり風呂。私は珍しく読書。『教師の責任と教職倫理』。

 

30日 

昼前に家を出て某ショッピングモール。マックを食べて、ハッピーセットで絵本のおまけをもらってから皮膚科へ。薬をもらってから西松屋で哺乳瓶大きめのを買ったり、少し買い物をしたり。それからスタバへ。妻は月末までに書きたいエッセイがあるとのことなので、そのままスタバにいてもらって私が1時間、子を預かって遊ぶ。2階にある赤ちゃんがハイハイができるスペースに行くと、25日に別のスーパーで会った赤ちゃんに会う。その子の家族の小学生の女の子や他にも赤ちゃん連れがいて、賑やかで楽しかった。赤ちゃんといると出会いがあるなあ。1時間後、妻と合流して、ケーキを買って(妻はわざわざ電話して桃のタルト確保してもらってた)帰宅。

夜、妻の原稿は無事終わる。読ませてもらったけどとても良い。お楽しみに。その後は一緒にNHKBSのマジックの番組見て盛り上がり、美味しくケーキを食べる。が、寝る直前になって今日買った大きめの哺乳瓶の使い方について食い違い。妻は買う必要がなかったとそもそも思ってるので、私が強引に押し切ったと。確かに買ったほうがよいのではと言ったのは私だけど二人とも買ってもいいと思ったから買ったと思ってた。小さな争いだけどお互いに負うダメージは少なくない。四六時中一緒にいるけど、コミュニケーションがちゃんとできているかというとそうでもない。反省。最後は子がぐずって起きたからそこで終了。もやもやしながら眠る。

  

31日

午後、某スーパーの2階に新しくキッズスペースができたらしいので2人で行ってみる。

室内だけどこういうものがあって大きい子たちが賑やかに中に入ったり走り回って遊んでいる。子はその脇にある赤ちゃんスペースを中心に結構遊んでいた。帰りにハーゲンダッツと念願のコストコの焼き肉ライスバーガー買って帰宅。帰宅直後に今夜の作ろうと話していたミートソースのためのトマト缶がないことに気づく。妻に調理を始めてもらって、私が再度買いに出る。粉ミルクなどもまとめて購入。帰宅後、バトンタッチして私が作るが、ひき肉を焼くタイミングで大失敗。落合務シェフのレシピにとにかく放置、ここでどれだけ肉を焼くかで味に差が出るんだ、と書いてあるのをいいことに、ほんとに放置し続けたら、ひき肉がまるこげになってしまった。ひどい。めちゃくちゃ落ち込むが妻に励ましてもらって、一応トマト缶や赤ワイン、調味料を足してみるが、焦げ臭と肉の油が詰まったマグマみたいな見た目に。美味しいミートソースが食べたかった。仕上がりは焦げ臭を感じながらならそれなりに食べられるくらいになったけど悲しい。

夜、妻は歌会。私は某宅飲みに子の寝かしつけを並行しながらZoomで参加。もちろん現場にいるのとは違うけど、ああ飲み会ってこんな感じだったなあと懐かしく思いながら自分なりに楽しむ。1時間くらいの参加のつもりだったけど子の寝かしつけで抜けた後も戻って2時間半くらい参加して、ビールと酎ハイ、缶を2本飲んだ。

 

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読み返すと食べ物の話ばかりしている。料理の経験値が圧倒的に足りないから、応用が効かないし、レシピのどこでつまづいているのか、勘所がわからない。あと、美味しい外食や夕飯の惣菜の買い方もわからず、そんなことに日々夫婦で時間を割き過ぎている感もある。しかし、こうやってのんびりできるのも育休期間中くらいだと思うのでありがたい話です。