窓をあけておく

窓を開けておくと妻にすぐ閉められます。

日記:2021年9月上旬のオンライン学会とか煮物カレーとか

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いよいよ9月になってしまった。昼間はまだ暑いけど、朝晩はだいぶ涼しくなっていて、秋も近いのかな。半年近い育休からの職場復帰まで後2週間になっていて、ドン引き。緊急事態宣言等が明ける予定のタイミングになるけど、どうなっているのやら。 

 

1日

午前中、Tさんの就職活動のお手伝い。模擬授業を聞かせてもらったり、色々面接対策の話をしたり。人の授業を見せてもらうのはなんにせよ勉強になるな。自分ができているかは棚にあげつつ。うまくいくといいけれど。昼、昨日買ってきたすだちで冷やしすだちうどん。うまい。午後は家でまったり。哲学プラクティス連絡会のタイムテーブル作りだけする。ほかはあまり何もできず。夕方、3人で散歩。ドラッグストアで不織布マスクを買う。

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逆立ち。育休中にもっと上達するはずだった。

ブログを見てくれているような知人の方から私がどういう風に見られているかわからないけれど、家だと息を吐くように冗談を言う。でもそのせいでしばしば妻を傷つけるようなことを言ってしまう。今日もそういうことがあって、子を寝かしてから、その話をする。まずそういうことは言わないべきだし、言ったとしてもすぐ気づくべきだし、そもそも冗談を言いすぎて誰かを傷つけている。夜、色々やるべきことが溜まっている気分になりイライラするも、眠い。寝てしまう。

 

2日

午前中、哲プラ学会のシンポの発表練習。スマホの音声入力で文字起こししながらしゃべってみて、原稿を作ろうと思ったのだけど、音声入力、すぐ途切れるのでグダグダになる。あと、スライドを見てその場で喋るとうまく文脈をつなげず、モニョモニョする。午後、某勉強会、連絡会での発表前の打ち合わせ。なんだか政治的な?組織論的な?話になってしまって、ちょっときつい。それが大事なことはわかるのだけど、もうちょっとシンプルに勉強したり、議論したい気もする。当日はどうなるかな。終了後、子と遊んだり。学会の読み上げ原稿を午前の土台をもとに作ろうとするも、案外時間がかかるし、自分が大したこと言っていない気がしてきつい。あまり妻にもこの自信喪失期の苦しさが伝わっていないのも悲しい。夕方、外で食事をするかという話も一度出るものの、結局家で。鮭のすだちホイル焼き。おいしかった。子は鮭をちょっと口に入れたり、玉ねぎを何口か食べたりしたけど、昼に妻が用意してくれたそうめんは1日かけてもほどんど食べなかった。夜、発表原稿作りを再開するも、比較的些細なところでまた自信をなくし、止まる。苦しい。妻に話を聞いてもらいつつ、一応原稿にはなったのだけど、明日もう一度読んでみて時間と内容、両面で検討する必要あり。風呂にも入っていなかったのだけど、妻が出るときに栓を抜いてしまっていたので、入らず寝る。

 

3日

午前、幼稚園の説明会。保育園に行ってしまうとなかなか幼稚園に転園することはなさそうなのだけど、だからこそ今のうちにみておきたかった。うちからは結構遠いのだけど、市内で唯一モンテッソーリ教育の幼稚園でカトリック。行ってみて、幼稚園はまず広いし、(こどもも多い)、モンテッソーリの理論を踏まえて、先生たちが自信を持ってやっている感じもわかって好印象だった。でも幼稚園バスは一台しかない上に、うちからは自転車で15分くらいはかかるところまでしか来てくれないようだった。現実的ではないかなあ。子は説明を受けているときも人見知りせずにはいはいで中心に行って笑顔をふりまいていた。

終了後、紅茶屋さんによって知人へのプレゼント購入。帰宅してから改めて歩いてラーメン屋へ。(我が街には宇部ラーメンというご当地ラーメンがあります。ぜひお越しの際には召し上がってください。チャーハンもうまいです。)引っ越してきて4年目、我々にとっては定番の味になってきた。うまい。子もその場で持っていったおかゆ完食してた。そのあと西松屋で子のジーパンっぽいズボンを買う。夜、連絡会の前日企画に参加。妻とオッドタクシーを最後まで見る。面白かった!

 

4日

哲学プラクティス連絡会当日。パソコンとタブレットでの参加環境や、妻にも聞こえるようにするのかどうかとか直前まで決まらずバタバタ。自分の関わる発表二つ、スタッフとしての仕事、全体会の書記などなど盛り沢山で大変だったけど、一応無事終わった。連絡会のあり方を考えるのは結構モヤモヤする時間だったというのもあるけど、自分が参加した部屋はなんとなくしっとりしたような感じで、楽しいお祭りという感じとも少し違ったかな。「廊下」にももっと参加したかったけどできず。残念。妻にはだいぶ気を使わせてしまって申し訳なかった。夜、私がたらこパスタを作ったのだけど、作っている途中にIさん Kさんとのふりかえりに加わってしまって、片手間で作ってしまった。妻は美味しい食事に100の気持ちを注いでいるので、申し訳なかった。私は60かそれくらいなんだ。そのあと、一緒に歌人2人のトークを聞いて、オッドタクシーのオーディオドラマを聞いて、寝る。明日は学会シンポだ。

 

連絡会自体の感想はこちら。

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5日

哲学プラクティス学会当日。大会参加の感想はこちら。

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2日続けてオンライン学会で妻には感謝。 

自分の発表の冒頭でも口をついて出てしまったのだけど、先週は海に行き、今週はずっと準備していたオンライン集会が二つあり、来週には育休も明ける。ちょうど夏の終わり、という感じでしみじみ。

 

6日

連絡会と学会が終わり、直近の予定がない、気楽な朝、うれしい。午前中は妻は漢検、私は週末のことのブログを書いて過ごす。午後、Wさん家に遊びに行く。お土産はベーグル。生後間もないお子さんがいるのだけど、小さくて柔らかくてかわいかった。抱っこさせてもらう。妻は「自分の邪気が消えていく」と言っていた。邪気があるのか。ケーキをいただきつつ2時間くらいおしゃべり。子どもたちは最後のほうに同時に昼寝をしたので、二人並んで寝てるかわいい写真が撮れた。夜、妻は短歌関連のzoom。私は先に寝かせてもらう。

『ライティングの哲学』読了。アウトライナーで書くということをしたことがなかったし、そもそも知らなかったのだけど、俄然興味が湧く。後日、Workflowyを導入してみる。

妻のエッセイが公開される。自分自身に起きたことの話でもある、骨髄バンクのドナーになれなかったエピソード、多くの人に読んでもらえるといいな。

 

7日

朝、早く目が覚めすぎて、いろいろ考え込んで気が重くなり、どんよりと。そのまま午前中、テンションが低かったのだけど、さらに子にミルクを飲ませるとき、今、子が一回に飲む最大量の目安の200mlを超えて私が飲ませてしまい、直後に、飲んだ分、全部、ソファで吐く。妻からは200以上はあげないはずだろとお叱りを受け、濡れたソファの処理など助けてもらう。私は謝るしかなく、落ち込む。子は元気そうなため、しばらくしてからもう一度ミルクを飲ませたら寝てくれたので、私も隣で寝る。午後、このまま一日家で過ごすとあまりにも険悪な感じなので、公園に行くことに。ちょうどKさんからピクニックをしないかと連絡があり、落ち合うことに。連絡会・学会の感想などを2時間くらい話したのかな。夜、妻が先日の夜のリベンジとばかりに美味しい和風パスタを作ってくれる。深夜、本を読もうとするが、眠い。

 

8日

朝、子は前日夜に取り分けておいた味のないパスタを少し食べた。他に最近はバナナなら少しは食べるので、バナナ星人になってる。午前中はそれぞれ読書をして過ごす。妻は森岡正博さんの著作、私は『妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ』。午後、Mさんに某発表の件、全然考えられてない、ごめんなさいと伝えたことをきっかけに、GさんMさんの発表相談に入れてもらう。3時間くらい話してたけど、内容がほぼ見えてきて私も仲間に入れてもらうことに。お二人は賢いな。感謝。育休明けからまた英語がんばろう。

 

9日

午後、妻はコメダへ。私は勉強会。今後は2週に一度くらいのペースで続けることに。子はその間昼寝していた。終わってから子を連れて買い物へ。先日妻が作ってくれた煮物の残りをカレーに変えるという初めての試みのためにカレールーを買わないといけない。と、家を出る直前に目を離したすきに子が吐く。ミルクはだいぶ前に飲んでいたのに、、、と思って、良くみたら口の中にビニル片が。机の上に置きっぱなしにしてしまっていたそれを食べて、飲み込めず、オエってなっちゃったみたい。ごめんよ。。私の不注意。口からとってあげたら問題なく元気そうなので出かける。ベビーカーが良かったのだけど、嫌がって乗ってくれないので抱っこ紐で歩いていく。スーパーの2階のキッズスペースでしばらく遊ばせる。といってもそこの中で動き回るというより、そこから脱出しようとするのでそれを中に引き戻す、脱出しようとするの繰り返しだったけど。カレーや卵を買って帰宅。夜、煮物カレーは具が和風のただのおいしいカレーになった。煮物としてはもう死に体だったので、救世主カレー。深夜、フィンランドにいるTさんからブログ読んだよと連絡もらってZoomで話す。Tさんは不思議な関係で、私が大学院にいたときの学部生でちょっと勉強会を一緒にやったり、飲み会をしたりしたとは思うんだけど、全体としてはあまり会った回数は多くない。なのに何かの縁で妻も交えて2回くらい会ったことがあり、今でもこうやって声をかけてくれる。感謝。

橋迫瑞穂『妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ』読了。テーマの面白そうな予感と比べると、研究者の書いた堅実な本だったという印象。それでもスピリチュアリティ市場というイメージだけで遠ざけてしまいそうな業界のことを色眼鏡ではなくて、今の女性や社会をめぐる問題として捉える視点は勉強になった。

 

10日

朝、また妻とちょっとしたことで揉める。妻からは「ちゃんと相談してほしかった」と言われる。私の、相談したほうがいいかな、どうかな、まあなんとかなるやろ、と思って手続きを省略してしまったふるまいをちゃんと指摘されて、反省。そうしたほう(今回なら相談)がいいかな、と頭によぎったことは、めんどくさいように思っても、ちゃんと言葉にして話そう。昼前、少し離れたショッピングモールへ、車で。マックでお昼を食べる。子は家から持っていったおかゆと味噌汁の具。外出先だと気分が変わるのか、よく食べる。そのあと、子の皮膚科。先生に「なんだか賢そうな顔してるわね」と言われる。まんざらでもない(私が)。それからぶらぶらと買い物をしたり、2階で子を遊ばせたり。子は寝るかと思いきや、ずっと元気だったけど15時半ごろに寝る。17時ごろまでスタバで読書して、帰宅。夕飯は昨日のカレー。子はうどん。これもわりと食べた。すごい。夜、なかなか寝付かず。4、50分、ハイテンションの子と暗い部屋で過ごす。

 

最近の子

もうすぐ10ヶ月。ハイハイかつかまり立ちか、だったのが、お座りが安定してできるようになってきて、ちょこんと座っておもちゃをガジガジ噛んだりしてます。一方で今までは登れなかったテーブルやソファにも登れるようになったので、ソファの背もたれから床に落下しないか心配してる。1日に何度か5秒くらいは支えなしで立つようになってきたので、もう少ししたら歩き出すのかな。お昼寝を午前中と午後の1日2回します。いい感じですっと寝入ってくれると妻と私の自由時間が増えるけど、そうはならない日ももちろん多い。逆に夕方まで寝続けちゃうと、夜眠くなるのが遅くなってしまう。だいたい20時ごろには寝室に行くんだけど、部屋を暗くしてもお構いなしで、ハイハイして動き回って寝なかったりする。2人で一緒に「旅立ちの日に」をハモリながら歌って寝かしつけてる。離乳食は、5ヶ月初日から一応始めていたので、かなり時間は経ったけど、少食&偏食で、心配は心配。だけど、以前と比べれば少しずつでも食べるものが出てきたし、果物とかうどんとか、食べそうなものも出てきたので、この子の個性だと思って、あまり心配しすぎず、とは思ってる。体重もちょっとずつだけど増えてる。ご飯食べないくせに、私たちの腕や体に噛み付いてくる。歯が何本か生えたので痛い。私たちが部屋を移動したりすると追いかけてこようとするし、トイレにまでドアを開けて入ってこようとする。ドアがバタンと閉まると泣いちゃって可愛い。うーとかあー、とかの声に加えて、喃語のバリエーションも増えてきて、ご機嫌なときの高い声と、ちょっとうめく様な声、抱っこしてほしかったり要求があるときの声など、気分がわかるようになってきた。人見知り・場所見知りはあんまりしない(それでもよそ行きっぽく大人しくしてるときもあるけど)ので、出かけた先でもニコニコ愛嬌をふりまいてくれて親としてはうれしい。こっちが舌をベーって出したら、なんと真似をして自分の舌を出してにやにやしながら舌を触るのも可愛い。

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お昼寝

というわけで、このブログを執筆しているのは9月13日なのですが、明日9月14日から仕事に復帰することになりました。また育休についてはブログにまとめますが、こんなに仔細に日々のことをブログにするのは、今回が一回最後かなあと思ってます。ブログ、楽しかったのでちょこちょこ日々のエピソードを更新していくことはしたいな。お読みくださりありがとうございました。