今週のお題「そうめん」
ついこの間まで頂き物のひやむぎがずっとあって、昼にちょこちょこ食べていたのだけど、いよいよ食べきったので、そうめんを買わないといけない。妻は結局多少高くても揖保乃糸がうまいと言っている。私は違いはよくわからないけど、普通に食べる以外にグリーンカレーを作った翌日に食べるカレーそうめんが好き。
1日
前の晩の追い込みが響き、朝から眠い。でも子は待ってくれない。
引き続き妻の締め切りの緊張感がこちらにもあってソワソワしつつ過ごすので、うまく昼寝もさせてあげられず午後はぐずぐずしっぱなしだった。妻はギリギリまでがんばって微修正を重ねていて、これで最後と思って読ませてもらうたびに、なんか気になるところが出てきて指摘してしまうので、お互い疲れる午後。結局かなり良くなったとは思うけど、妻には私の意見ばかり反映していることへの苦しさがあるようだった。申し訳ない。結局夕方に家を出て、18時前に郵便局で提出。(1時間も余裕がある!)。サーティーワン食べて、半額の寿司を買って帰宅。火曜日だけどそんなわけで空手には行かずじまい。
2日
妻の締め切りから2人とも解放され久しぶりに私がコメダ珈琲に行かせてもらうことに。よい気分転換になった。
夕方、sessionで特集されていたこともあり、都立高校出身者としては遅ればせながら、男女別定員と合格最低点の議論を追う。もちろんシンプルに女子が不利になるという大問題があるのだけれど、同時に内申点の弊害や闇、学校は/入試は何をするところか、という問題もあるように感じる。荻上チキが指摘するように、内申点が女子に高くつくとして、それが学校が無意識のうちに求める良い生徒が従順な生徒像であり、それが世間が女子に求めてきたジェンダーバイアスと一致しているということがあるなら、かなり状況は複雑で。学校にあるそういう「隠れたカリキュラム」が今の問題を引き起こしていて、女子生徒(男子生徒も)はただ一生懸命勉強してるだけなのに、入試で弾かれてしまうというのはかなしい。
4日
朝、Kさん勉強会。美術教育の目的などについて書かれた本について教えてもらう。とても勉強になった。Kさんも再三絡めて話してくれたけど、なぜ学校で美術を教えるのか?という問題は、なぜ学校で哲学を教えるのか?という問題を考えるうえでも(数学や国語と比べるよりも)参考になりそう。哲学は実技科目。
しかし、なんとなく前日から頭痛を引きずっているうえに関節も痛い。あまり良くない兆候だと思い、育児家事を免除してもらって一日ゴロゴロと休ませてもらう。夜、結構辛いのでイブを飲んで居間で一人で寝る。5月末にかけて妻の締め切りに付き合うかたちで子の面倒を見たりを引き受けたりして睡眠が減ってしまった疲れが出ているのかな。
5日
朝起きてもあんまり良くなってないうえに37℃の熱。結局この日家事も育児もほとんど。妻には申し訳なかった。一人で子の相手をするのに苦戦している雰囲気がひしひしと伝わってきた。某Kさんと食事をする約束をしていたのだけど、それもキャンセル。夜は引き続き一人で寝かせてもらう。仕事してるときにこうなったら、(正直に申告すれば)即出勤停止で授業も休講だろうからほんと大変な時代だ。寝込みつつ、某アプリで『左ききのエレン』を読む。とてもおもしろい。広告業ってなんのためにあるんだろ。
6日
朝起きた感じは頭はだいぶスッキリしたけれど、微熱と関節痛は変わらず。午前中は以前から予定していたこども哲学のイベントの進行役をオンラインでやる。特にテーマも決めず、問いも一つに絞らず、参加した(親)子と話しながら、問いを作っていくというスタイルでやっているのだけど、曲芸のような感じもあって少し大変。今の寝る時間に満足してる?という話から延々とその辺りの話をしていたのだけれど、うまくみんながしっくりくるような関心を発見しきれずに終わった感じ。反省が多い。
午後は買い物の運転手、私は店内には入らず留守番。妻はそこで昨晩食事をできなかったKさんと会って、マックでおしゃべりしてた。こちらからはとうもろこしをあげ、あちらからはシュトレンをもらった。わらしべ長者。夜、続けて一人で寝かせてもらう。体の痛みもあってあまり寝付けず困っていたのだけれど、失礼な話、ポッドキャストで落語を聞いてるといつの間にか眠くなっていい感じ。
7日
朝、熱を測ったら少し上がっているので近くの病院に電話する。ワクチン接種の予約対応などがあって、対応できるのが11時30分とのことでその時間に行くことに。ただ、pcrの(自費の?)検査はやっていないとのことで、もし職場などでpcr必須なら最初から別の病院をとのこと。なんだかややこしい。こっちはもちろんコロナなんじゃないかと心配してるけど、熱があるのに自費も癪だし、おそらくそれはそれでさらに時間もかかる。妻とも話して、とにかく行くことに。車で行って問診票と体温測定までは車内でやり案内してもらう。診察自体は軽いもので問診と喉診て胸の音聞いただけで、風邪とのことだった。宇部では今のところ経路が追えてるから大丈夫ではないかとのことだった。帰って薬飲んでお昼食べて寝て過ごす。
粉薬なんて久しぶりに飲んだよ。
— おがぢ🌒育休中 (@ogadi_ogadi) 2021年6月7日
解熱剤ももらったので、夕方には熱は下がった感じがする。妻もさすがにほぼワンオペの状況にストレスが限界のようで、明日朝起きても熱が下がらなければ本当に何かの病気だから、もう一度病院に行くべきだと。私はそうは言っても今行ったところで様子見しか指示されないと思ったから渋ってしまって、お互い平行線。雰囲気が最悪のまま寝る。
8日
朝。祈るように体温を測ると36.8℃くらいで心底ほっとする。身体の痛みや頭痛もかなり緩和された。なので午前中は久しぶりに2人とも穏やかに過ごす。私も育児家事に参加した。夜、私がコーンスープと鮭のホイル焼きをつくる。
病み上がりということで2週連続空手には行かなかったので、大豆田とわ子と3人の元夫をリアルタイムで見る。おもしろい。エンドロールで知り合いの名前が出てきてびっくり。すごい人なのは知っていたけど、こういう自分が実感をもってすごいと思うものに参加しているのを知って初めてそのすごさを把握できる感じ。
エンドロール観てたら見知った名前が出てきてめちゃくちゃびっくりした! https://t.co/6MVpc8eA0E
— おがぢ🌒育休中 (@ogadi_ogadi) 2021年6月8日
深夜、久しぶりに妻に1人で寝てもらい、私は子とベットで。22時30分ごろモゾモゾしだすので授乳したけど、落ち着かずそのまま腕で寝かしつけるも落ち着ききらない。いつのまにか2人とも寝ていたようだけど1時ごろ、またモゾモゾしだして、完全に起きる。元気っズ状態。そこからは少し飲ませても寝てくれず、2時30分ごろまで。なんとか寝たと思ったそのあたりで、部屋に蚊がいることに気づく。網戸にするときに窓を動かして、開きっぱなしになっていた箇所があったのだ。子の奇声が深夜、外に聞こえていたのも申し訳ないし、これから気づかないうちに開いていた窓に身を乗り出して落ちるなんてこと...と思うとゾッとするし、蚊には刺されるしでイライラ。なんとか子を起こさないように蚊を2匹倒して、日記書いて、3時15分ごろ寝た。かなし。
荒井裕樹(2020)『障害者差別を問いなおす』ちくま新書、読了。
最近人とやり取りするなかで「青い芝の会」の名前が出てきたけど、恥ずかしながらなにそれ?って感じだったのもあって読む。とても良かった。今も日本でしばしば「炎上」したり批判されたりする障害者をめぐる問題の基本的な論点のかなりのものは青い芝の会によって、すでに提起されていたのだ。また、今読んでいる岡真里『彼女の「正しい」名前とは何か』にも通じる「他者」について語ることの本としても読んだ。著者の既刊も読んでみたい。